
INTERVIEW.03
法律・コンプライアンスの
視点から「おもしろい」を
世界に届ける。
PROFILE

N.S
2006年入社
リスクガバナンス本部
- 得意技
- トラブルシュート、全集中
- 装備アイテム
- ホワイトボード(脳内コピペ)
- チーム連携力

- 分析力レベル

- 瞬発力

- 問題解決力

- ボケ対応力

- 推しタイトル/
推しキャラ - 『北斗の拳』、『JUDGE EYES:死神の遺言 』、『Railroad Riches』
Main job主な仕事内容
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取引先調査 -
ゲーミングライセンス維持 -
コンプライアンス視点の
課題解決

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CHAPTER 01
ユーザーの熱狂に、
進むべき道を確信した。入社以来、グループ内の事業会社や持株会社を横断的に経験し、さまざまな部署で業務に携わってきました。中でも特に印象深いのは、入社5年目に挑戦した法務部門の立ち上げです。ゼロから仕組みを構築するという大きな責任を担う中で、グループ全体の活動を根底から支えるというやりがいを強く実感した貴重な経験でした。
その後2019年にはセガサミーホールディングスに新設されたIR事業部へ。横浜にIR(統合型リゾート)施設を建設するという壮大な目標のもと、韓国・仁川チームが作成したカジノ運営業務手順書の法的検証や、米国ネバダ州で取得したゲーミングライセンスに関する法務対応、さらには当局からの規制・指示への対応など、多岐にわたる業務を担当しました。しかし横浜での事業撤退が決定したことで、これまでの努力が報われない虚しさを感じる時期もありました。自分の存在意義に迷い、キャリアの方向性すら見失いかけたのです。そんな私の心を再び前向きにしてくれたのは、アメリカへの出張でした。ラスベガスでセガサミーグループ製スロットマシンの前に人だかりができ、熱狂するプレイヤーたちの姿を目の当たりにしたとき、胸が熱くなりました。「私たちの仕事には、こんなにも大きな意味がある」。そう感じたあの日のことは、今でも鮮明に覚えています。 
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CHAPTER 02
「おもしろい」を世に届けるための、アクセルとブレーキを操る。
現在は、グループ取引先の背面調査や、ゲーミングライセンス維持のためにSEGA SAMMY CREATION USAと連携し、当局からの要求に対応する業務を担当しています。コンプライアンス部門と聞くと堅苦しいイメージを持たれがちですが、実際は“おもしろいことを考える人たち”と一緒に仕事をする現場。企画を聞いて「天才ですね!」と唸ったことが何度もあります。ただ、どんなにおもしろいアイデアでも、そのままでは法的・コンプライアンス的にリリースできないことも。それを「どうすれば世に出せるか」と考え抜くことが、私にとって最高の醍醐味です。ブレーキをかけることも時には必要ですが、基本的にはアクセルを踏み、クリエイターとともに「おもしろい」を世界に届けたいと考えています。だからこそ、難しい相談を受けると、むしろ嬉しくなりますね。自分の存在意義を発揮できるチャンスですから。
このようにプレイヤーとして課題解決に挑むのも楽しいですが、今は管理職としてチームマネジメントを通じてメンバーの“らしさ”を活かし合うおもしろさも知りました。次のキャリアを見据え、自分自身をアップデートさせながら、これからもグループに貢献したいと思います。
One-Day Schedule1日のスケジュール
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8:30〜9:30
グループ会社と打ち合わせ
カジノ機器の開発・製造・販売を行うSEGA SAMMY CREATION USAとのミーティング。アメリカとの打ち合わせは時差の関係で朝早くに行うことがほとんど。
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13:00〜14:00
グループ会社との打ち合わせ
1日に2〜4件ほど、セガサミーグループのさまざまな事業会社と打ち合わせ。サービスや商品、取引の実施についてコンプライアンスの観点からアドバイス。
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14:00〜15:00
調査結果の確認
各事業会社が取引を行う相手先企業の調査担当メンバーとやり取りを行い、問題なく取引ができることを確認。気になる情報がある場合は更に深堀調査を行い、その結果をまとめる報告書を作成します。
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16:00〜17:00
メンバーがつくった資料の確認
課のメンバーにはそれぞれに案件を担当してもらっているので、資料などの成果物を確認しながら進め方についても相談を受けます。
What kind of person?周りから見た
Nさんってこんな人!

Message就職活動中のみなさんへ
セガサミーグループの魅力は、エンタメの中でも多彩な事業を展開していること。だからこそ、法務・コンプライアンス担当も幅広い対応が求められ、同じ仕事が続くことはありません。さらに、「セガサミーカレッジ」という研修プログラムや海外留学制度などの教育制度も充実しており、私自身も最近「未来塾」というリーダー候補向けの研修に参加しました。キャリアを積んでも学び続けられる環境があることは、大きなモチベーションになっています。これまでの経験から言えるのは、この会社には挑戦できるフィールドがいくらでもあるということです。最初は「自分には法務しかできない」「管理職は向いていない」「英語が苦手だから海外との仕事は無理」と思っていても、異動をきっかけに新しい可能性に気づくことがあります。だからこそ皆さんにも、自分の可能性を限定せずに挑戦してほしいと思います。思ってもいなかったところに、自分がぴったりとハマる仕事があるかもしれません。

