知りたいことが見つかる開かれた学びの場

INTERVIEW.09

新たな挑戦を楽しみ、
“事業の可能性を
広げる法務”で
グループの成長を支える

PROFILE

I.N

2022年中途入社
法務知的財産本部

得意技
スケジュール錬成、ガチャ運
装備アイテム
リングノート+3色ボールペン、
おやつストックポーチ
遊び心度
遊び心度
分析力レベル
分析力レベル
挑戦力
挑戦力
問題解決力
問題解決力
運の良さ
運の良さ
推しタイトル/
推しキャラ
『名探偵コナン』

Main job主な仕事内容

  • 法務業務
    法務業務
  • 知的財産業務
    知的財産
    業務
  • プライバシー保護対応
    プライバシー保護対応
  • CHAPTER 01

    CHAPTER 01

    グローバルな経験を活かし、
    未踏の領域へと進出

    アメリカの大学とロースクールで学び、卒業後しばらくは現地法人で国際税法アドバイザーとして活動し、同法人にてインハウスに転身しました。その後は金融、医療機器、家電、化粧品、商用車など、さまざまな業界において、企業法務、知財、コンプライアンス、プライバシーなどの領域で広く法務の経験を積んできました。
    アメリカだけでなくオランダでも勤務をした経験もあったことから、2006年の日本帰国後は、グローバル企業の法務部門責任者として、チームの立ち上げや海外本社との連携強化に尽力してきました。
    セガサミーホールディングスに入社した理由は、大きく2つあります。1つ目は、セガサミーグループのグローバル化に伴い、自身の海外経験や国際的なコミュニケーション能力が活かせると感じたこと。2つ目は、“ショウストッパー(SHOW STOPPER)“ではなく”イネーブラー(ENABLER)“の法務知的財産部門を目指すセガサミーグループの取り組みに共感し、自身も挑戦してみたいと思ったからです。
    新しい事業をスタートする際は、さまざまな法律や法的リスクが関係してきます。そのため、欧米の法務部門では、事業部門に働きかけ、法的な課題をクリアしてから業務を進めるスタイルが一般的です。問題を未然に特定し対処することで、ビジネスの流れを止めることなく、新事業の推進ができるからです。
    私自身もそういったスタイルで業務を進めることは得意でしたので、これまでの経験を活かしつつ、セガサミーでも新事業の推進を含めた新しいチャレンジができるのではないかと考えました。
    また、セガサミーグループの統合レポートを読んでいた際に、私自身の大好きな『名探偵コナン』にセガサミーグループが関わっていると知ったのも、入社を決める一つのきっかけとなりました。

  • CHAPTER 02

    CHAPTER 02

    “ソリューションを提供する”
    法務知的財産部門を目指して
    チームの成長に注力

    着任当初は、まず法務知的財産本部内の体制整備に注力しました。メンバーの多くが自社とグループ会社を兼務しており、レポートラインや業務が複数ある状況であったため、一人ひとりの負担が大きく目の前の業務をこなすのに精一杯になっていました。このような状況下では、主体的に他部門に働きかけるのは難しいと考え、翌年度には組織再編を提案し、より他部門への理解を深め、一緒に問題の解決策を考えソリューション提供できるような体制づくりを進めていきました。
    メンバー自身が“YES/NO”だけではなく、“どうすればリスクを軽減しYESに近づけるか”を考える姿勢を持てるよう、マインドセットの変革にも取り組んでいます。法務は法律的にNGなことに対し、「NO」と言える最後の砦であると同時に、事業のやりたいことを一緒に実現するビジネスパートナーだからです。
    個別の業務の重要性はもちろん、各本部や事業会社で作成しているミッションピラミッドを理解したうえで、そのミッションや目標の達成を支援するという法務知的財産部門の役割や考え方について日々伝えています。法務知的財産部門が遭遇する幅広い挑戦から得た経験や知見にもとづき、どこまでなら可能か、どうすれば実現できるのか、具体的な対策を提言することを心がけています。
    さらに、関連部門との定例会の実施、従業員の皆さんに法律を身近に感じてもらえるような発信を社内イントラネットで行うなど、積極的なコミュニケーションを心がけています。社内向けの発信では、法改正や興味深い判例の紹介、事業に関連する法的分析など、わかりやすい情報発信を通じて、会社全体の法務知的財産部門の業務や課題への理解促進を目指しています。
    時には厳しい意見を伝える場面もありますが、代替案の提示やできない理由をきちんと説明して、理解してもらえるようなコミュニケーションを常に意識しています。そうした姿勢が、相談に対する一歩踏み込んだ質の高い回答など、より会社に貢献できるサポートにつながります。
    とはいえ、私たちの意見と他部門の希望がぶつかる状況も少なくありません。メンバーが安心して業務にあたれるよう、日ごろからメンバーには「私たちは、リスクを指摘することで価値を提供している」のだと伝えています。また、こういった他部門との話し合いに私や部長が同行してコミュニケーションをサポートし、各部門のトップの方に私たちの役割を伝えつつ、一緒に事業を推進しようとする仲間であるということをわかってもらえるような働きかけをしています。
    現在、セガサミーグループは海外展開を積極的に進めており、法務部門にとっても新しい挑戦の連続です。例えば、すでにリリースされているゲーミング事業の案件では、日本国内ではあまり触れる機会のない分野の法務知識が必要とされ、貴重な経験を積むことができました。入社してからの2年間で、他社であれば5年~10年分に相当するようなさまざまなプロジェクトに携わり、大きく成長できました。今後もどんなことが起きるのであろうとワクワクしている自分がいます。

What kind of person?周りから見た
Iさんってこんな人!

PUSH

Message就職活動中のみなさんへ

就職活動中のみなさんへ

法務知的財産部門では、法的知識はもちろんですが、コミュニケーション能力を重視しています。業界経験よりも、他部門、グループ会社における事業部門に対して重要なことをしっかりと伝え、解決策を提案できる能力が仕事の“カギ”を握ります。
これから当部門で一緒に働いていただく方には、既存の仕組みの中で仕事をするのではなく、新しいことをともに作りあげていくことに喜びを感じられる人であってほしいと思います。
現在、セガサミーグループでは、新しいプロジェクトが次々とスタートしています。それに伴い、グループとしていろいろな課題に直面し、法務知的財産部門で担う役割がどんどん大きくなっている状況です。大変な時もありますが、「自身の仕事が会社に大きな価値を発揮できている」と感じる場面が多く、やりがいを感じながらも楽しんで働ける職場です。
セガやサミーのような事業会社とは異なるセガサミーホールディングスでは、どのような業務を行っているのか、イメージが湧かない方もおられるでしょう。
一般的に、ホールディングス企業の役割は、経営戦略の立案、資源の配分、コーポレートガバナンスの強化、リスク管理などです。また、セガサミーホールディングスは上場企業であることから、社内のみならず社外のステークホルダーとの関係やコミュニケーションにおける相談や課題に対応し、グループの企業価値創造に貢献する立場にあります。更にはグローバル企業として海外情勢の把握も重要です。
私たちの仕事はこれらの観点から、グループの多岐にわたる事業領域やグローバルな地域におけるプロジェクトや新規事業に関与し、関連部門やグループ会社と力を合わせ、各社各部門に蓄積されたナレッジを活かし、イノベーションをリードすることです。法規制などの制約がある中、柔軟な発想とクリエイティブなマインドで付加価値を創出することが求められる、チャレンジングでやりがいのある仕事です。