Management Message

常に自らに高い目標を課しながら、自己変革と新たな挑戦を繰り返し、セガサミーグループとエンタテインメントの新たな未来を創り上げていきます。

2012年3月期業績報告

2012年3月期のセガサミーホールディングスの連結売上高は、前期比0.3%減少の3,955億円となりました。営業利益は、同15.1%減少の583億円となりました。以下に主な要因をご説明します。

連結売上高

遊技機事業におきましては、高いブランド力を誇るパチスロ遊技機の主力タイトルの販売が好調だったことにより、前期並みの売上高となりました。また、主力タイトルの販売ならびにレベニューシェアタイトルによる配分収入が堅調に推移したアミューズメント機器事業が、前期比5.7%の増収となりました。一方、店舗数の減少等によりアミューズメント施設事業が2.4%の減収となったほか、パッケージゲームソフトの販売本数の減少により、コンシューマ事業が前期比3.6%の減収となった結果、連結売上高は前期とほぼ同水準となりました。

営業利益

遊技機事業におきましては利益率の高いパチスロ遊技機の主力タイトルの販売が好調に推移したことに加え、部材のリユース等を通じて原価改善を図った結果、前期比で10.5%の増益となりました。アミューズメント機器事業、アミューズメント施設事業は前期とほぼ同水準の利益となりました。一方でコンシューマ事業におきましては、151億円の営業損失を計上しました。これは、主に新作パッケージソフトの低調な販売と、一部開発中タイトルの仕掛品に関する評価減を実施したことによるものです。以上の結果、営業利益は前期比15.1%減少の583億円、営業利益率は、前期から2.5ポイント低下し14.8%となりました。

当期純利益

フェニックスリゾート(株)とタイヨーエレック(株)の子会社化に伴う負ののれん発生益など、特別利益33億円を計上した一方でコンシューマ事業に係る事業再編損など、特別損失185億円を計上した結果、前期
比47.4%減少の218億円となりました。

利益配当

当期の配当に関しては、1株当たり20円の中間配当に加え、期末配当として同20円をお支払いし、年間では40円の配当を実施しました。連結配当性向は、前期の24.5%に対して46.1%となりました。また、2011年8月1日から同年9月5日までに500万株(取得価額の総額82億円)の自己株式を取得しました。なお、2012年6月7日から同年9月28日までに、取得し得る株式の総数1,000万株、取得価額の総額170億円を上限とする自己株式の取得を新たに決定しております。*

* 2012年8月8日をもちまして、取得した株式の総数が1,000万株に達したため自己株式の取得を終了しております。(取得価額161億円)

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