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  • A Message from the President and CEO「2014年3月期の業務報告」

力強い成長軌道への回帰を目指し、強い決意で改革を断行していきます。 セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長 里見 治

2014年3月期の業績報告

2014年3月期のセガサミーホールディングスは、増収、営業増益となりました。連結売上高は、前期比18%増の3,780億円、営業利益は103%増の385億円となりました。当期純利益は8%減の307億円となりました。

連結売上高

遊技機事業とコンシューマ事業の増収が、連結売上高の増加の主な要因となりました。遊技機事業では、複数の主力タイトルが堅調に推移したことにより、パチスロ遊技機事業が増収となった一方、厳しい市場環境を受けて主力タイトル以外が低調に推移したパチンコ遊技機事業が減収となりました。この結果、遊技機事業の売上高は前期比28%の増収となりました。アミューズメント機器事業は、施設運営者の投資抑制等を受け、新規タイトルの販売が低調に推移した結果、前期比1%の減収となりました。アミューズメント施設事業は、既存店の売上が伸び悩んだ一方で、テーマパーク型施設を新設したことによって、前期比1%の増収となりました。コンシューマ事業は、デジタルゲーム分野の収益拡大により、前期比19%の増収となりました。

営業利益

遊技機事業は、前期比92%の増益、アミューズメント機器事業は、前期19億円の営業利益に対して12億円の営業損失となりました。アミューズメント施設事業は減益となりました。コンシューマ事業の営業利益は、主にデジタルゲーム分野の増収により20億円となり、前期7億円の営業損失から黒字転換を果たしました。この結果、営業利益率は4.3ポイント改善し10.2%になりました。

当期純利益

投資有価証券売却益等により特別利益157億円を計上した一方で、一部の欧米子会社を清算したことによる為替換算調整勘定の取り崩しに伴う関係会社清算損など特別損失を87億円計上しました。また、2013年3月期において、一部米国子会社の清算結了に伴い発生した法人税法上の欠損金に対して、課税所得により控除可能と見込まれる部分につき繰延税金資産を計上した反動から、当期純利益は前期比8%減の307億円となりました。

研究開発費・コンテンツ制作費/設備投資額等

研究開発費・コンテンツ制作費は、遊技機事業におけるシェア向上を目的とした開発力増強や、コンシューマ事業でのデジタルゲーム分野の強化を目的として、前期比で増加しました。なお、2014年3月期より研究開発費・コンテンツ制作費にデジタルタイトルの償却費用を含んでいます。設備投資額は、韓国・釡山における土地の取得を行ったことで、前期比で16%増加しました。減価償却費は、2014年3月期よりコンシューマ事業におけるデジタルタイトルの償却費用を含んでいないことなどを要因として、前期比で減少しました。

利益配当

2014年3月期の配当につきましては、1株当たり20円の中間配当に加え、期末配当として同20円を実施し、年間では同40円の配当を実施しました。この結果、連結配当性向は、31.6%となりました。

2014年3月期業績結果

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