the MANAGEMENT TEAM 経営陣の考えを把握する A Message from the Senior Managing Director

リゾート事業 第3の柱となるべく挑戦を続けていきます。セガサミーホールディングス株式会社 専務取締役 鶴見 尚也

IR事業に関するノウハウを着実に蓄積

リゾート事業は、「国内IR事業への参入」という当グループの中・長期構想の実現を念頭に置きながら、すべての事業活動を展開しています。「フェニックス・シーガイア・リゾート」や、「東京ジョイポリス」等の既存施設の収益性を向上させることが当面の課題ですが、こうした既存施設では、軸足を高付加価値領域に置いています。「フェニックス・シーガイア・リゾート」では、客室・フロントレセプション等の改装に加え、サービス品質やイベント等のソフトの両面で高い付加価値の提供に注力し、またインバウンドの増加も追い風となり、集客力・顧客満足度の向上という成果に結び付きました。

屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」では、様々なイベントに関するノウハウを融合し、IPとのコラボレーション等によって従来の枠を越えたエンタテインメント空間の創造に取り組んでいます。2016年3月期は、大型IPとのコラボレーションが奏功し、利用者数が大幅に増加しました。また、リスクの抑制を念頭に置いたフランチャイズ展開を基本的方針として、「東京ジョイポリス」の海外への展開も進めています。2015年2月には、はじめてのフランチャイズ展開となる「上海ジョイポリス」が開業しています。こうした既存施設の収益力強化策は、国内のIR事業への参入に向けたオペレーションノウハウの蓄積にも結び付いています。2014年から段階的にPARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.*が運営する韓国の「Paradise Casino Incheon*」に人財の派遣を進め、より直接的なノウハウの蓄積も進めています。現在21名が経営・マーケティング・IT・会計業務やカジノオペレーション全体のノウハウを習得しています。

日本とセガサミーグループの未来を思い描きながら

2017年4月に開業を予定している韓国初の本格的統合型リゾート「パラダイスシティ」を軌道に乗せていくことが、当事業の短・中期的な利益成長シナリオです。「パラダイスシティ」のねらいは、マカオやシンガポールなど先行する市場が対象としてきたマーケットに挑戦することです。地理的な優位性もあり、東アジアで特色あるIR事業として成功する可能性は十分にあると考えています。

日本は非常に魅力的な観光資源がある国であり、訪日外国人客数も伸びてはいますが、残念ながら、国際的に見ると未だ水準的には低位に留まっています。その一因は生活や娯楽の満足度が低いことにあると感じており、国内IR事業はそうした課題解決に向けた切り札の一つになり得るとともに、様々な経済効果が生み出されていくことが大いに期待できます。そうした日本と当グループの未来を思い描きながら、挑戦を継続していきます。

*「Paradise Casino Incheon」は当社持分法適用関連会社である「PARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.」により運営

今後の経営方針

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セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長兼CEO兼COO 里見 治

セガサミーホールディングス株式会社 専務取締役 鶴見 尚也

サミー株式会社 代表取締役社長COO 里見 治紀

株式会社セガホールディングス 代表取締役社長COO 岡村 秀樹

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