• TEAM T
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  • 8
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  • 明治安田生命
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  • セガサミー
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BATTERY

南、ゴーハン、天沼

HOMERUN

城下2ラン(7回)

戦評COMMENT

6月15日(木)、東京・大田スタジアムにて行われた第77回都市対抗野球大会東京都二次予選。一次予選と同じカードとなったこの試合。明治安田生命とはオープン戦でも当たっており1勝1敗。手の内を知り尽くしたチーム同士の対戦となった。小雨が降る悪天候の中、試合が動いたのは3回。明治安田生命はセガサミーの先発南を攻め、一死満塁から右前にはじき返し2点を先制、さらにゲッツー崩れの間に1点を追加する。セガサミーもその裏、二死満塁から5番城下が押し出し四球を選び1点を返すが、4回表一死1塁からサード城下が打球の処理を誤り、1塁から一気に走者が生還、明治安田生命にリードを広げられてしまう。

4回以降、明治安田生命の変則サブマリンピッチャー小川に手を焼き、反撃の糸口をなかなか見出せなかったセガサミーだったが、7回、死球・ヒット・エラーで無死満塁のチャンスを作ると、2番大西が右中間を破る2点適時二塁打を放ち1点差。さらに一死2・3塁から4番青木が振りぬいた打球はレフトオーバーの 2点タイムリーツーベースとなり、大逆転。続く5番城下にも左越え2ランが飛び出し、一気に7-4とリードを広げた。一方、5回から代わったセガサミー2 番手のゴーハンは、速球を中心にした組み立てで明治安田生命打線を封じ込める好投を見せると、最終回は天沼が締めてゲームセット。セガサミーは大逆転勝利で都市対抗野球出場まであと1勝と迫った。

 

青島健太監督の試合後のコメント

「失点は序盤だったので、まだなんとかやれそうだと思っていた。逆転したシーンは、照屋の強烈な当たりで満塁になったあたりから、なんとなくいけるぞという雰囲気があった。青木が今日は良くなかったが、相手投手が左に代わって(逆転の)2塁打を打つという仕事をしてくれた。彼も胸をなでおろしているのではないか。投げるほうでは今日はゴーハンがよかった。雨の中しっかり投げてくれた。今まで遠慮している部分もあったが、今日のピッチングでチームの一員になれたのではないか。
ここまで来れたことは、生まれたばかりのチームにとっては出来過ぎの結果。だから、今日のゲームのようにまだ大事なところでドタバタとしてしまう。ただ、チームには爆発力がある。次の相手のNTTさんは相手にとって不足はない。怯むことなくチーム全員で向かっていって私達のいい物を出していきたい」

 

★Today’s HERO★

逆転打の青木選手のコメント
「ここ一番のところでチャンスが回ってきて、最低限の仕事ができたのでよかったと思います。負けている状況でしたけど、ベンチの中では常に冷静でいました。コーチからも必ずチャンスは回ってくると言われていましたから、焦らずに我慢して自分たちの野球をやった結果が良い形に繋がったように思います。まだ3つチャンスがありますけど、一発目で決めるつもりで…ここで浮かれるとやられてしまうので、もう一回気を引き締めていきたいと思います」