• TEAM T
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • R
  • H
  • E
  • 明治安田生命
  • 0
  • 0
  • 1
  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • 2
  • 3
  • 0
  • 0
  • セガサミー
  • 0
  • 0
  • 1
  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • 1
  • 0
  • 0

BATTERY

木村、南、天沼

HOMERUN

照屋ソロ(3回)

戦評COMMENT

6月26日(月)、東京・神宮球場にて行われた第77回都市対抗野球大会東京都二次予選。東京都第3代表を決めるこの重要な試合、対戦相手は奇しくも東京予選3度目の激突となる明治安田生命。過去2戦はいずれもセガサミーが勝利を挙げているが、内容的にはどちらが勝ってもおかしくないものだった。実力伯仲の決戦、セガサミーは先発・木村に運命を託す。初回一死満塁、2回一死2塁とピンチを防いできた木村だったが、3回、2つのエラーで無死1・3塁とされると、レフトに犠飛を放たれ先制点を許してしまう。だが、セガサミー打線も黙っていない。3回裏、照屋がライトスタンドに飛び込む特大のソロホームランを放ちすぐに同点に追いつく。

その後、毎回のように得点圏にランナーを出し続けた木村だったが、明治安田生命の拙攻にも助けられ、決定打を与えない。一方、セガサミー打線は4回以降、明治安田生命の先発・鈴木亮の前に沈黙、重苦しい展開が続く。そして迎えた9回、セガサミーは一死満塁の大チャンスを作るが、ここであと一本が出ず、試合は延長に突入する。そして延長10回、明治安田生命に無死1・3塁とチャンスを作られると、代わったエース南が痛恨の犠飛を浴び、勝ち越し点を奪われてしまう。結局この1点が決勝点となり、試合は3-1でセガサミーの惜敗。セガサミーは、都市対抗野球出場最後の切符を巡って3チームで争われる関東代表決定戦に進むこととなった。

青島健太監督の試合後のコメント

「代表決定戦になると、どのチームもモードチェンジしてくる。ウチももちろんゲームの中ではそういった面も出ているとは思うが、今日は最後、9回の一死満塁をものにできなかった。あそこで決めないとこういうゲームになってしまう。(3つ負けたことは)簡単に言えば力の差。それを元気の良さでカバーしてきたが、エラーや記録に出ないミスで無駄な塁を与えてしまった。負けるときは必ずそういうミスが出ている。厳しいところで、そういったミスが出るか出ないかが経験の差。うちもいいチームだが、最後の詰めで経験の差が出たということ。このような厳しいゲームを3つ味わったということは、チームにとってはいい経験にはなったと思うが、本音で言えばやはり悔しい。まだ終わったわけではないので、次の試合に活かしたいと思う」