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  • A Message from the Chairman of the Board and CEO:2016年3月期の見通しと今後の改革の方向性

the MANAGEMENT TEAM 経営陣の考えを把握する A Message from the Chairman of the Board and CEO

セガサミーグループの将来を築き上げていくために、不退転の決意で変革を完遂していきます。 セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長 里見 治

2016年3月期の見通しと今後の改革の方向性

構造改革は未だ道半ば

2016年3月期の売上高は、当期比で15%の増収を見込んでいます。また、2015年3月期に構造改革に関連する費用として、約70億円を特別損失に計上したことを受け、2016年3月期は、エンタテインメントコンテンツ事業を中心に約60億円の固定費削減効果を見込み、営業利益は当期比で44%の増益を計画しています。

遊技機事業は増収・減益を計画しています。パチスロ遊技機はタイトル数の増加により販売台数が当期を上回る一方で、パチンコ遊技機は2015年3月期に販売した「ぱちんこCR北斗の拳6」シリーズの反動等により販売台数の減少を見込んでいます。利益面では、部材調達費の上昇や新規デバイス導入を主要因として減益を予想していますが、リユースを通じた原価改善に注力していきます。一方、エンタテインメントコンテンツ事業は、複数の主力タイトルを投入するデジタルゲーム分野が牽引役となり、また構造改革の成果として、すべての既存事業で黒字化を見込むことから大幅な増収・増益を計画しています。

2016年3月期計画

一定の成果を得ることができるとはいえ、構造改革はまだ道半ばという認識です。したがって、構造改革本部は解散することなく、引き続き様々な施策を検討し、決定次第、実行に移していく考えです。特に、事業ポートフォリオ全体の収益力強化は、未だ基礎の構築に留まっており、継続的な利益成長に向けた事業入替や新規事業投資等は、大きな残存課題と捉えています。ポートフォリオ運営の強化に向け、事業の開始及び撤退基準の明確化を進めていきます。

次に、中長期的な成長の道筋に関する私の考えをご説明します。

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