

- HOME>
- A Message from the CEO「2014年3月期計画」



2014年3月期は、成長軌道への回帰に向けて強い決意で臨みます。
連結売上高は、2013年3月期と比較して50.9%の増加となる4,850億円を計画し、営業利益は、同540億円の増加となる730億円を計画しています。連結売上高は、過去5年間では最高の水準、営業利益は経営統合以降では4番目の水準を目指すことになりますが、達成に向けた目算は十分に立てています。ポイントとなるのは、遊技機事業の復活とデジタルコンテンツ事業での収益拡大です。
遊技機事業は2013年3月期と比較して89.9%の増収、営業利益は505億円の増加となる740億円を計画しています。パチスロ遊技機事業では、複数の主力タイトルの市場投入により、販売台数は前期比27万台の増加を計画しています。この販売台数計画を必達目標とし、トップシェアを必ず奪還する覚悟です。
2013年3月期は、マーケットが大型タイトルに偏重し、中堅タイトルを中心に苦戦を強いられたパチンコ遊技機事業では、巻き返しに向けて大型タイトルの市場投入により、10万台増となる計画の達成を目指します。
アミューズメント機器事業は、複数の主力タイトルを市場に送り出すとともに、レベニューシェアの新タイトル投入による配分収入の増加等により、増収増益を目指します。また、アミューズメント施設事業は、前期の会計方針の変更を受けた減価償却費の増加により、減益を計画していますが、既存施設の運営力強化や、店舗のスクラップ&ビルドを通じて収益力を高めていくと同時に、ショッピングセンターや新規領域への出店も積極的に進めていきます。
デジタルコンテンツ事業では、「Kingdom Conquest」シリーズの成功が証明する通り、free-to-play*でありながら、高精細なグラフィックや奥深いゲーム性を備えたコンテンツが支持される土壌が育ちつつあります。こういった分野は、まさにセガが先行優位性を有する分野です。セガの1,000名を超える開発部隊と豊富なIP資産を総動員し、攻勢をかけていきます。また、「ファンタシースターオンライン2」をはじめとする有力IPのクロスプラットフォーム戦略を推進するとともに、地域的な横展開も図りながら、販路・収益機会の拡大に全力で取り組んでいきます。その一方、ファミリーが安心して遊べるコンテンツでユーザーの裾野も拡げていきます。国内、海外市場ともにノウハウとプレゼンスを有するパートナーとの連携を図りながら効率的かつ効果的に事業を進めていく考えです。2014年3月期のコンシューマ事業は、デジタルコンテンツ事業を牽引役に30.7%の増収、3期ぶりの黒字転換を目指します。
* 基本プレイ無料ゲーム。アイテムの販売等により課金を行うビジネスモデル
