Crosstalk
02
座談会
座談会から社風を知る
~女性社員編~

Member

財務経理本部
シェアード経理部
佐藤 栄見子
経営工学科卒業
1998年入社

法務知的財産本部
コンプライアンス部
幸田 果歩
文化学科卒業
2014年入社

総務本部
ファシリティサービス部
高橋 由佳
英文学科卒業
2006年入社
※3名とも2021年セガ→セガサミーホールディングスへ転籍
Talk
01
入社のきっかけ
皆さんが応募された動機や、 入社までの経緯を教えてください。

幸田さん
私は大学時代、日本やドイツの歴史、現代カルチャーなどを学びました。就職活動では、エンタテインメント業界や出版、インテリアなど、興味のあった業界を幅広く回りましたね。
そんな中、地元にセガの本社があって馴染みがあったことと、ゲームやキャラクターが好きということもあり、自分が好きなことに関われる仕事がしたいと考えてエントリーしました。
面接で、「キャラクターが持っている力はすごい!」とついつい力説したことを覚えています。

佐藤さん
大学3年の頃、セガが運営していたアミューズメント施設(当時の横浜ジョイポリス)に行き、バーチャルリアリティーの技術の高さに驚いたんです。
この技術を生かした子ども向けの施設を作りたい!と思ってセガを志望しました。
面接官の方が、「好きなことを仕事にしたとき、現場では良いことばかりじゃなく、苦労もあるかもしれないよ」と、良い面だけでなく悪い面もきちんと伝えてくれたので、信頼できる会社だと思い、入社を決めました。

高橋さん
私はセガに中途入社したのですが、前職は保険会社で自動車保険の査定の仕事をしていました。
引っ越しなどの都合で転職を考えたとき、もともとゲームが好きだったことと、前職の経験も生かせる総務職の募集があったので、応募したのがきっかけです。

Talk
02
これまでの業務について
入社後、それぞれどのような職務に就いたのでしょうか。 印象に残った仕事などはありますか?

高橋さん
私は中途入社してからずっと総務部門にいます。当初は、前職の経験もあり保険関連の業務や捺印、社内稟議などを担当していました。
その後車両・運転者の管理業務、安全保障貿易管理という法律の規制を勉強しなければならない業務を担当した際は資格を取りつつ知識を増やし、業務にあたっていました。特に保険の業務は担当が長かったので、その中で、保険会社や代理店を含めて大規模なコンペを実施し、どの部分を生かすか検討を重ねて良いものにしていくなど、同じ保険関連の業務でも前職とは違う良い経験もできました。
現在は、同じ総務部門内で社内の資産を管理・有効活用する資産管理課で業務にあたっています。セガサミーグループは大きな組織なので、総務部門だけでも複数の部や課があり、幅広い仕事が経験できます。

幸田さん
面接で力説したキャラクターへの想いが届いたのか、入社後はライセンス事業部に配属となりました。フィギュアや攻略本を作り、グッズの色や素材、価格などを監修しました。携わった仕事が実際に「もの」として完成したとき、すごく感動したのを覚えています。
その後、コンプライアンス部が新設され、当部門に異動し現在に至ります。新設当時、グループ社員数は約7000名。この全社員に対してふさわしい言動を促していくことが面白そうだと感じ異動を決めたのが経緯です。法令遵守はもちろん、マナーやモラル向上、リスク感度向上のために、研修やeラーニングなどを通してセガサミー全体のコンプライアンスの水準を上げていく活動をしています。

佐藤さん
私も面接時に伝えた「施設づくりに関わりたい」という希望が通り、入社後3年間はジョイポリスに勤務し、ブースの収支を踏まえて企画なども提案しました。その後、営業も経験。「甲虫王者ムシキング」の販売促進のため、キャラクターの着ぐるみを着て皆で銀座の歩行者天国を歩いたのは楽しい想い出です。
その後、屋内型テーマパークの事業計画立案に携わりました。施設の実現には至りませんでしたが、収支の裏付けがなければ説得力のある企画は立てられないということをこのプロジェクトで学びました。自分に足りないのはそこだと思って勉強を始め、簿記の資格を取り、現在は経理の部署にいます。収支面にも強くなって、いずれはまた施設開発に携わるのが私の目標です。
Talk
03
結婚や出産、育児について
皆さん子育て中とのことですが、 産前・産後休暇や育児休業、仕事との両立について聞かせてください。


高橋さん
セガサミーでは、育児休業が1年取得できるのはもちろん、保育園に入れなかった場合などは延長することができます。保育園に入園できるかどうかわからなくて不安な方も多いので、とても良い制度だと思います。私自身も安心して育児休業を取ることができました。育児休業後は、当時所属していた課にスムーズに復職できました。

佐藤さん
確かに、セガサミーは育児休業が取りやすい環境ですよね。お子さんがいる社員も男女ともに多いです。私は子どもが2人いますが、1人目の育児休業中は所属している部門に復職できるのか心配もありましたが、同じ部門で復職できてホッとしました。だから、2人目の出産時は、全く心配することなく復職できましたね。
また、コロナ禍前から在宅勤務の制度が整っていたのも子育て世代には嬉しかったです。子どもが体調を崩した時や、学校行事等で子供が半日で帰宅する時など、柔軟に在宅勤務ができるので非常に助かっています。さらに今は、コアタイムのないフレックス制度なので、通院やPTAの会合なども休むことなく対応できます。

幸田さん
私も子どもが2人いて、2回目の育児休業を約1年2ヶ月取って、昨年末に復職したところです。妊娠後にコロナウイルス感染症が拡大したのですが、すぐに役員の方が「妊婦さんは極力出社を控えて出産まで安全に過ごしてね」と気遣ってくださり、世間的にもかなり早い段階で在宅勤務に切り替えることができました。出勤の移動がなくなり、妊婦検診にも時間に余裕を持って行くことができ、とても助かりました。
また、奇遇なことに部長以外のチームメンバー全員に1歳前後のお子さんがいるんですよ。だから、皆で育児も業務も協力していこうねという雰囲気があって、すごく心があたたかくなります。
Talk
04
女性のキャリアについて
マネジメントや人を育てることについて、どのような考えをお持ちですか?

佐藤さん
私には尊敬している管理職の女性がいます。一緒に働いていた時は、仕事と家庭を両立して、部内の皆のお母さんのような存在でした。たとえば、部下のちょっとした様子の変化にも気づいて「どうしたの?何かあった?」と声掛けをしてくださるなど、一緒に働いていてすごく安心感があったことを覚えています。
私自身は、組織の下支えとして貢献したい想いが強いです。経理の部署は新入社員を受け入れることが多いので、慣れない環境で初めての仕事をする方の支えになりたいと思っています。

高橋さん
女性の管理職の方も身近にいるので、自身もチャレンジしたいです。
チームをけん引する立場として大きな仕事ができるのは魅力ですので、私も、上から指示するのではなく、「皆でこんな大きなことをやっていこう!」と舵取りするような立場でマネジメントをやってみたいです。
また、昨年は1年間、総務に入った新入社員の教育係でした。教えていくと、ちょっとずつできることが増えるのが自分のことのように嬉しいんです。子育てとちょっと似ているなあと思いながら。その方とは今も一緒に仕事をしていますが、かわいい後輩であり、心強い戦力になっています。

幸田さん
確かに、人を育てるって、子育てと通じる部分がありますよね。仕事で見聞きしたことが子育てにも生かせるし、逆に子育てで学んだことも仕事に生かせる。私自身は、今はまだ人や組織を動かす立場になる自信はないですが、周りの女性の皆さんがかっこよく働いているので憧れています。

Talk
05
学生の方々へのメッセージ
就職活動中の学生の皆さんに、メッセージをお願いします。

幸田さん
私がコンプライアンス部の業務を通して感じるのは、セガサミー全体で「コンプライアンスの感度」がアップしているということ。
たとえば、マネジメント職の方には「部下が話しかけやすい上司でいることが、結果としてコンプライアンス違反を防ぐ」とお伝えしており、「雑談も大事な手段」として案内をしています。
コロナ禍で、働き方も多様化していますが、在宅勤務だからこそ人とのつながりは大切。私たちの課では、1日に15分くらい、仕事以外の話をオンライン通話で話す時間を作っています。そういった社風や取り組みがあるので、在宅勤務が進んでいても孤独を感じることなく、安心して働ける環境だと思います。

高橋さん
女性にとって、出産、育児となると休職しなきゃいけないのか、キャリアはどうなるんだろう?といった不安もあるかもしれません。でも、そこはセガサミーにいる限りは全然心配しなくていいとお伝えしたいです。セガサミーでは女性に限らず、男性も育児休暇を取っている方が何名もいます。
私は夫が社内にいるのですが、もし2人目の子どもができたら今度は夫が育児休暇を取ろうと話していますし、会社も男性の育児休暇取得を応援しています。良いワーク・ライフ・バランスが保てる環境なので、誰でも育児を楽しみながら仕事がしたい方にはぴったりだと思います。

佐藤さん
自分がやりたいことを持っているという人は、ぜひ来てほしいですね。日頃思っていること、将来やりたいことを上司が聞いてくれる面談が定期的にありますし、希望を叶えられる環境がある会社だと思います。
また、経験や信頼関係を築いていくと、権限を委譲してもらい自分の裁量で仕事ができるので、やりがいを持って仕事ができます。他の皆さんが実践している通り、仕事とプライベートの両立もできます。将来的に、自分の環境が変わっても仕事を楽しんで続けられる、そこがセガサミーの良いところだと思いますね。
本日は皆さんありがとうございました。