Crosstalk
01
座談会
座談会から社風を知る
~若手社員編~

Member

財務経理本部
シェアード経理部
大地 菜央
経営学部 経営学科卒業
2021年入社

ITソリューション本部
業務システム開発部
佐々木 優果
文学部 人文社会学科卒業
2020年入社

総務本部
ファシリティサービス部
清水 健
商学部 商学科卒業
2021年入社
Talk
01
就職活動について
皆さんの就活について教えてください。セガサミーグループに決めた理由は?

大地さん
大学時代に財務諸表分析をゼミで学び、簿記の資格を取得したことで、経理職に就きたいと考えるようになりました。もともとゲームが好きで、家族全員セガのファンでもあったので、エンタテインメント業界の中で経理職に就ける企業を志望しました。
また、人事の方がすごく優しくて、面接が楽しかったのも入社の決め手でしたね。

佐々木さん
人事の方の優しさは、私も感じました。実は私、就職活動中に2カ月入院してしまい、選考を辞退せざるを得なかった企業もありました。でも、セガの人事の方は頻繁に連絡して病状を気遣ってくれ、選考も退院まで待ってくれたんです。
こんなに手厚いフォローがあるなら、入社後もきっと困ったことや、キャリアの相談などに乗っていただけると確信し、ここで働きたいと強く思いました。

清水さん
私は、多くの業界を幅広く見ながら、自分の中でビビッと来た企業で働こうと思っていました。
そんなとき、合同説明会で人事の方がひときわ楽しそうに説明をしていたのがサミーだったんです。
地元で就職しようという考えを覆して、この会社のために上京しようと決めたくらい、「人」の魅力に惹かれました。

Talk
02
入社前と入社後の印象
皆さんが入社前に抱いていた印象と違った点は?ギャップを感じたことはありますか?

清水さん
「楽しく働ける会社」という印象は、入社前も今も変わりません。
ただ、入社前は、ここまで大きなグループだと、色々と昔ながらの堅苦しい慣習があるのかなと思っていました。でも、実際は全然違いました。契約書も電子契約にしてペーパーレス化を進めていたり、本社は「生グリーン電力」を活用していたり、時代に合わせた取り組みを率先して行う姿勢と仕組みがあることに驚きました。

大地さん
入社前は、何か仕事で失敗して怒られたら働くことが辛くなるかもと心配していました。
でも、配属後、同じ部署の先輩がわからないことを丁寧に教えてくださったり、わからないと言う前から察して助言してくださったり。想像していたよりもずっと社会人って楽しいなと感じています。 また、セガサミーに入社したら、新入社員研修が1カ月間しっかりあったので、社会人として必要な知識を身につけることができ、安心して業務が出来ています。

佐々木さん
私はセガサミーグループというと、ゲーム事業の印象が強かったのですが、入社後、パチンコ・パチスロやアニメーション制作、リゾート事業など、思っていた以上に幅広い事業を展開していることに驚きました。
これだけ事業領域が広いので、今後もし自分のやりたい業務の分野が変わっても、グループ内で希望する他の仕事ができると思います。
そして、多様な社員がそれぞれ楽しく働ける会社を目指している姿勢を感じるし、どんな方でも伸び伸びと仕事ができる環境が必ずあると思います。
Talk
03
仕事内容とやりがい
皆さんの仕事内容について教えてください。やりがいや楽しさを感じる点は?


清水さん
私は総務部で設備管理の仕事をしています。業務内容は、グループ内のオフィスで使用する家具や備品の整備などから、修繕の手配や環境保全に関する活動まで幅広いです。
また、全国にあるすべてのグループオフィスが対象なので、毎日どこかで何かしらの故障や修理などが発生しています。そのため、課のメンバーそれぞれが複数の案件を担当し、常にマルチタスクで進めて、納期までにきっちりやらなければいけないのが大変なところです。
でも、若手の自分にもいろいろと仕事を任せてもらえるので、やりがいがあるし、楽しいです。たとえば、クリスマスの時期に社内を装飾する仕事では、パートナー企業との打ち合わせから発注、実際の装飾まで自身が担当しました。どんどん新しいことができるのは嬉しいですね。

大地さん
私が所属するシェアード経理部では、グループ会社から来た支払いの申請や請求書をチェックして取引先への支払い処理を行ったり、月/四半期/年ごとの売上を計上したりする部署です。通常は月末に支払い処理をしますが、突発的な支払いが発生することもあり、遅延なく支払い処理が行えるよう、スケジュール管理には特に気をつけています。
また、定期的に、イギリスにあるグループ会社の部長クラスの方と英語でグループミーティングを行い、決算発表を通して日本の状況を紹介しています。
この英語によるミーティングは経理担当としても、自身の英語のスキルアップとしても、本当にありがたい機会なので、同部署の先輩に助けられながら日々学んでいます。

佐々木さん
業務システム開発部は、社内から寄せられた要望や改善依頼をITで解決する、いわば「システムコンサルティング」のような業務にあたる部署です。
現場の要望に合わせたITツールを開発するために、要件定義から入り、どういったツールを構築するかを考え、自分でもプログラミングで手を動かしつつ、外部のベンダーさんにも作業を依頼して進めていきます。私は主担当の先輩の補佐的な役割を担っており、先輩方の横で目下勉強中です。学生時代は文学部だったので、システムの知識がゼロの状態から勉強していますが、やはりなかなか難しいです。
ただ、知識以上に、「問題点を察知して、適した解決案を出す」という姿勢が大切だと思っています。この姿勢はこの先、どの部門や業務でも必要なので、この姿勢を忘れずに学んでいくことで大きく成長できると思っています。
Talk
04
仕事を通しての気づき
仕事を通して大変だったことや、気づいたことなどについて教えてください。

佐々木さん
学生の頃は勉強して自身の知識を増やせばそれで良かったけれど、社会人になって感じるのは、上司の指示を汲み取りながら業務を進めていくことが大切だということです。
指示の内容だけでなく、「なぜこういう指示をされたのか」と指示の裏にある「意図」を汲み取ることが円滑に業務を進めるためには求められることなのですが、これがとても難しいです。最初の頃、それが満足にできなくて苦しかった日々もありました…。
でも、それを上司に正直に伝えたら、すぐに面談をしてくださり、解決の方向が見えました。それで、自分の考えを抑え込むのではなく、まず伝えることの重要さを学びました。

大地さん
自分の気持ちを伝えることの重要さは私も実感しました。入社して間もない頃は、上司に言われたことはそのまま受け入れていたけれど、業務を進めていくうちに、「これは別のやり方の方がいいかも」とか、「これをやると逆に時間がかかってしまう」と感じたときは、飲み込まずに自分の意見を言う方がいいと思うようになりました。
すると、上司も理解してくれて、別の方法を提案してくださるので、仕事もより一層楽しくなりました。佐々木さんが感じたことと同じように、社会人になってからのほうが、コミュニケーションって大切だと思います。

清水さん
私は以前、上司から資料作りを頼まれた際、上司の意図するものと違うものを作ってしまったことがありました。原因は、わからない点があっても上司が忙しそうだったので気後れし、自己判断で進めてしまったからでした。でも、結果、「良い失敗」だったと思っています。
この時、上司も「わからないことは何でも聞いてほしい」と言ってくれ、それからは、少しでも腑に落ちないことがあればきちんと聞いてから業務を進めるようになったので。セガサミーでは失敗してもそれを咎めるのではなく、次にどう活かすかを教えてくれますので、後ろ向きにならずにいろんなことに挑戦する意欲が沸きます。そういう雰囲気がある会社で仕事ができることを嬉しく思っています。

Talk
05
学びと成長について
学びの環境はありますか?企業内大学「セガサミーカレッジ」の活用は?

清水さん
規模の大きな企業だと、同部署であっても完全に分業され、特定分野の知識しか身につかないイメージもあると思いますが、セガサミーは社内の研修制度も整っていますし、「セガサミーカレッジ」という学びの場がしっかりあるのが良いですね。
自部署での業務以外の資格や知識を、自分の意欲次第でどんどん身につけることができる、ここは就職活動中の皆さんにもオススメしたい点です。私は「Microsoft Outlookの使いこなし講座」を受けましたが、そういった小さなテーマの講座から、資格取得やビジネススキル習得のための講座など様々な講座や研修があります。
リアルタイムでの講座だけでなく、アーカイブ動画も用意されており、自分のタイミングに合わせてスキマ時間で学習できるのも便利です。

佐々木さん
私は、「セガサミーカレッジ」で「論理的思考力研修」を受けました。「こういう問題を抱えたカフェがある場合、どういった方法でお客様を呼びますか?」といったお題が出され、それに対してグループに分かれて皆で考えて発表しました。「セガサミーカレッジ」は幅広い世代の方が参加されているので、そういった方々と一緒に学ぶことはとても刺激になります。

大地さん
私は、大学時代に取得した簿記の資格を生かして、「セガサミーカレッジ」内の「簿記3級講座」に講師として登壇し、受講者からの質問に答えたり、ミニテストの解説をしたりしています。1回につき2時間の講義を行うのは大変ですが、受講者の皆さんにきちんと理解してもらえるよう頑張っています。
受講者全員が合格できるようサポートしたいですし、この講座がきっかけで経理に異動したいと考えている方もいるので、セガサミーグループの皆さんが幅広い知識を習得できるよう貢献していきたいです。

Talk
06
今後の目標
皆さんの目標をお聞かせください。近い目標、将来的な目標、どちらでも。

清水さん
マルチタスクで業務を行う上で、「スピード感」はできるだけ早く上げていきたいです。納期直前まで時間がかってしまうことや、間に合いそうになく先輩に助けていただくことがまだまだあるので、自分の力で着実に業務を遂行できる人財になるのが近い将来の目標です。
そして、課内ではもちろん、相談をいただく他部署の方にも信頼される人間になりたいですね。そのためには、業務の段取りを常に頭にしっかり入れ、経験を重ねていくことが大事だと思っています。

佐々木さん
まずは経験を積んで知識を身につけ、社内から寄せられた要望や改善に対して適切な提案をし、自身の提案が採用されるよう頑張りたいです。そして、提案の際に説得力をもたせるプレゼンテーション力も伸ばしていきたいです。
以前、新しいツールをリリースする社内発表会があったのですが、そこで自身のプレゼンテーションの拙さを痛感して…。わかりやすく説明するって難しいなと。この力をつけるには、実行とフィードバックの繰り返ししかないと思っています。
また、まだ将来的に明確な目標はないけれど、プライベートでもいろいろなことに挑戦して、そこで得た経験や考えも仕事に生かせるといいなと思っています。良い意味で「公私混同」して楽しく充実した毎日を過ごしたいですね。

大地さん
私は、将来的に会社全体を俯瞰的に見て、どこに資金の不足があるのか、無駄があるのか、逆に資金を投入すべきところはどこかなど、財務・経理面で経営の舵取りができる人財になりたいです。
毎月の部内定例会では、セガとサミーのP/L(損益計算書)やB/S(貸借対照表)の状況など、大まかな流れを知る機会があり、質問もできます。また、直属の上司には特にお世話になっていますが、教え方がとてもわかりやすいので、その指導力が憧れです。ゆくゆくは私自身も、上司の方のように部下にきちんと丁寧に指導できる管理職を目指したいですね。
本日は皆さんありがとうございました。