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力強い成長軌道への回帰を目指し、強い決意で改革を断行していきます。 セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長 里見 治

経営資源配分の最適化により資産効率を追求

聖域を設けずに経営資源を再配分

今回の構造改革は、セガサミーグループ全体を対象とした「聖域なき改革」です。そのため、2014年5月に「グループ構造改革本部」を設置し、グループ全体を見渡すことができる立場にある私が本部長に就き、全グループ会社に私の意志を伝えました。固定費の管理強化等、早急な対処が可能な施策については速やかに実行に移していきますが、グループ全体に亘る大規模な構造改革については、2015年3月期末を目途に慎重に検討を進め、具体的施策を適切なタイミングで皆様にご報告します。ここでは、現時点で私が考える改革の方向性についてご説明したいと思います。

総合エンタテインメント企業グループであるセガサミーグループには、豊富な経営資源があります。3,000名超を擁する開発人財はもとより、IP*も重要な経営資源です。(株)セガ、サミー(株)といった中核事業会社に留まらず、(株)トムス・エンタテインメントなど、他の事業会社も潜在力のあるIPを有しています。また、ヒットビジネスを展開する当グループにとって、遊技機事業のキャッシュ創出力や財務安定性も重要な経営資源です。とりわけオンラインゲームコンテンツ市場では、より大胆な戦略を打つことができる競争優位になり得ます。

しかし、こうした経営資源は必ずしも市場の動向に合わせ適切に配分されているとはいえません。例えばデジタルゲーム分野に関しては、経営資源のさらなる配分が必要になります。そのため、当グループの各分野の成長性を見極め、経営資源配分の最適化を図り、資産効率を向上させていくことを構造改革の重要な検討課題としました。

* IP:知的財産(Intellectual Property)

グループ構造改革

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