People
人を知る
02
グループライセンス本部
平口 祐規
MA Applied Translation Studies
(応用翻訳学専攻)卒
2021年入社
Voice
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昔から好きだったゲームが、学びと仕事につながった。
私は、日本の大学を卒業してからイギリスの大学院で応用翻訳学を学び、その後、日本のゲーム業界に絞って就職活動をしました。
昔からずっとゲームが好きでしたし、翻訳に興味を持ったのも、グループ会社のセガが手掛ける『龍が如く』ローカライズ版をプレイし、そこに翻訳の力を感じたのがきっかけでした。コロナ禍での就活は苦労もありましたが、その中で昔から好きだったセガサミーに就職が決まったことは本当に嬉しかったです。
入社後最初の1ヶ月は新人研修があり、メールの書き方などの基本はもちろん、ビジネスパーソンとして成長するための様々な学びがありました。セガサミーグループはかなり教育制度が整っていると感じましたし、実際研修で学んだことがその後の実務にもしっかり生きています。
Voice
02
人と人の「間」に立ってまとめる難しさと、やりがい。
研修後は、ライセンス部に所属。セガサミーグループのあらゆる事業のライセンスを取り扱う部署です。
私の課は、他社様が権利を保有する作品やキャラクターなどのライセンス許諾を得る「ライセンスイン」を扱っており、私自身は「音ゲー」と呼ばれる音楽ゲームや、ゲームセンターのプライズ(景品)を担当しています。具体的には、開発側からあがってくる「こういったものをゲームや商品に使いたい」という要望に応じて、権利をお持ちの企業様に対し条件面を含めた交渉を行い、許諾をいただき、契約を締結することが仕事です。
難しさを感じるのは、開発側と他社様の両者が納得できるよう臨機応変に対応し、調整することです。それぞれ大切にしているポリシーがあるため、折り合いをつけながら着地させることに苦労する場面もありますが、自分の力で交渉から契約締結まで完遂できたときの達成感も大きいです。ライセンス部のお仕事では、人と人の「間」に入ることも多くあります。
だからこそ、自分の介在によって案件がスムーズに進んだり話がまとまったりすることに、面白みとやりがいを感じます。私自身、人をサポートすることが好きなので、日々楽しみながら仕事に取り組んでいます。誰かの支えになることが好きな人には、とても向いている仕事だと思います。
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エンタメを扱うなら、まず、自分自身が興味を広げて楽しむこと。
「エンタメを扱う職種なのだから、まず自分が楽しんで仕事をしなくちゃ」。
これは、私が大切にしている上司からの言葉。今は、自分自身のプライベートも充実させ、エンタメの中に身を置いて楽しむことを大事にしています。
好奇心を持って新作に触れたり、幅広い年代向けの雑誌を見たりと、世の中の情報や流行を積極的にインプットするようになりました。ゲームタイトルやキャラクターなど、どのIP(知的財産)が、どんなふうにビジネスに関わってくるかは、予想がつきません。可能性は広いので、これからも視野を広げていきたいです。
まわりの先輩方も様々な分野にアンテナを張っており、知識も豊富。好きなことを楽しそうに話す方が多く、仕事でもプライベートでも勉強になることが沢山あります。
入社して約一年、振り返ってみると非常に濃い時間を過ごさせていただきました。与えられる仕事の裁量も大きく、やりたいことにチャレンジさせてもらえる社風もありがたいです。今後の目標は、セガサミーグループが持っている権利を他社に貸し出す「ライセンスアウト」業務にも挑戦し、幅広くライセンスに通じた人間になること。セガサミーグループは扱う商材や接する企業が幅広く、事業も多岐に渡っているからこそ、様々なことを吸収しながら多くの分野に精通することができます。これは、自分自身のビジネススキルを向上させるうえで、大きなメリットだと思います。
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学生/弊社へ入社を志望される方へのメッセージ
就職活動は大変な部分も多いと思います。私自身、新型コロナウイルス流行の真っただ中での就職活動となり、ロックダウン中のイギリスにいながら全てオンラインで選考を受けていました。不安になることも多々ありましたが、オンラインでもしっかりと面接やその後のフォローをしてもらえたので、安心してセガサミーに入社することができました。
昔から大好きだった作品を生み出したセガサミーで今こうして仕事をすることができ、毎日がとても充実しています。皆さんも、たとえうまくいかないときでも、「この会社って、本当にいいな」と思えるかどうか、愛をもてる会社かどうか、その視点だけはどうか大事にもっていてほしいです。