People
人を知る
09
法務知的財産本部
涌井 円
経済学部卒
2004年中途入社
Voice
01
意見や相談がしやすい環境の中で、一気に視野が広がった。
大学時代はイギリスに留学し、社会人になってからは、好きなお花の業界で働き、その後、セガに中途入社しました。
総務部を経たのち、予算編成管理部に所属しながらコーポレート本部長の秘書を務めました。今思うと、この秘書時代の経験が、私の社会人人生が大きく変わるきっかけでしたね。スケジュール管理だけでなく、役員の方がやっている仕事を間近で見せていただき、「こう考えているんだけど、どう思う?」と意見を聞かれることもあり、一気に視野が広がりました。当時も今も、役員の方々は気さくな人が多く、話しやすいのがセガサミーの良いところで「なんでも相談に来ていいよ」と声を掛けてくれますし、積極的に提案や相談がしやすい環境だと思いますね。
Voice
02
まったく経験のないところから挑戦し、マネージメント職に。
その後、産前産後休暇と育児休業を合わせて1年取得。休業中に組織変更があったので、復職先の部署として、いくつか候補をいただき、そのときにグローバルな仕事にチャレンジしたいと、海外法務課を希望。法学部出身でもなく、法務の知見もなかったのですが、海外と関わる仕事ができるチャンスだと思って飛び込みました。先輩方に教えていただき、辞書を引きつつ契約書を読むところからスタート。子育ても大変な時期でしたが、苦労はあっても、周りの方々に恵まれてここまでやってきました。
そして今は、課長職に就いて3年ほど経ちました。メンバーは皆さん優秀なので、その能力を十分発揮できるよう自由で働きやすい環境を作りつつ、ビジネスとして成果が出せるよう調整するのが私の役目。他部署との調整や海外のグループ会社の法務部とのやりとりなど、自分が前に出る機会が増えたことで、度胸がつき、どんなことにも冷静に対処できるようになりました。そして、「視座」が高くなったと思います。以前は、自分自身がいかにパフォーマンスを出せるかを考えていましたが、今は、会社が成功するために何が必要か、自分に何ができるかを考え、実行するように。だからこそ仕事が面白いし、大きなやりがいを感じています。
Voice
03
世界で闘うビジネスを、「攻め」と「守り」の両面からサポートする。
今、会社として特に力を入れているのが、グローバル化。海外の開発スタジオを増やしたり、海外に向けてゲームを発売したり。世界で闘うビジネスを海外法務課がサポートしています。これまでは特定のタイトルだけの海外展開でしたが、現在ではほぼ全タイトルが海外展開を視野に入れているため、必然的に法的な業務は膨大に。たとえば、海外では個人情報を守る法律が日本国内よりも厳しいため、ゲームの中に個人情報を保護する仕組みがきちんと組み込まれているかといった点を法的にチェックし、アドバイスしています。
一般的に、法務と聞くと、「法律でダメだからこれはできない」というような守りの印象があるかもしれません。でも、ビジネスを成功させるには、攻めと守りの両方が必要。セガサミーホールディングスには、開発や事業側の視点に寄り添って、「ここまでなら大丈夫」というラインを考え、攻めの姿勢で一緒にビジネスを進めていくという方針があります。今後も、海外のグループ会社とも連携しながら、セガサミーグループのビジネス全体が更に成長していくように貢献したいと思っています。
個人的な今後の目標としては、法務に限らず、コーポレートの視点、グローバルな視点でビジネスを見られる人になりたいですね。具体的には海外駐在がしたいです。海外のグループ会社で経験を積み、会社としてどのようなサポートが必要かを考えて提言する、橋渡しの役目を担いたいです。それが、社内の女性が活躍できる場を広げていくことにもつながるのではと思っています。
Voice
04
学生/弊社へ入社を志望される方へのメッセージ
挑戦するチャンスを与えてくれるのが、セガサミーホールディングスの良いところ。入社当時は、特に先のキャリアを考えていなかった私でも、30代後半でやりたいことが見えてきて、未経験の業務に飛び込み、今は管理職として日々邁進しています。これから就職活動、転職活動に挑む方々には、セガサミーホールディングスには、どんな方でも挑戦する気持ちさえあれば、何歳からでも活躍できる、情熱をもって自由に主体的に活躍できる場があることをお伝えしたいです。