People
人を知る
04

ITソリューション本部
渡邊 涼平
工学研究科卒
2020年入社
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01
IT部門と従業員の “通訳”のような存在をめざして。
大学院では情報理論に関する研究をしていましたが、就職活動では情報分野にこだわらず、幅広く回りました。学んだことを生かし、技術職と一般職の架け橋、“通訳”のような存在になりたいと思っていたからです。その点、当時セガサミーグループではIT系の総合職の募集があり、自分が求めるものと合致していたので魅力を感じました。
また、選考中に出会った方々が一貫して「選考を楽しんでいこう」というスタンスでお話ししてくださり、型にはまった自分ではなく、ありのままでいいよと言われたようで気持ちが楽になりました。グループディスカッションでかなり自由な意見が出たときも、面接官の方が目を輝かせて聞いてくださっていたのが印象的です。どんな意見もその人の魅力として受け止めてくれる姿勢が心に響きました。

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02
新鮮な気持ちと自分なりの視点で、改善策を提案。
プラットフォーム部 ユーザーサポート課は、セガサミーグループ全体の様々な情報を担う部署。入社1年目は、機器の選定やパソコンの初期セッティング、修理などの業務を担当しました。そのときに大切にしていたのが、自分なりの改善案を考えること。効率化に向けたプログラムを作ったり、ショートカットできる部分を提案したり。配属された当初、課長に「新しい視点がほしいので、能動的に活動してもらいたい」と言われたことも後押しになりました。入社前に感じた「どんな意見も聞いてくださる革新的な会社」という印象は入社してからも一貫して持ち続けています。
同時期に、ユーザー(社員)からの声をフィードバックする業務も担当しました。コロナ禍でテレワーク推進となったことを受け、社員が自宅で社内アプリやネットワークを使うためのリモートアクセスを設定。当初はうまくつながらないケースも多かったのですが、対応を重ねていくうちに見えてくる傾向を分析し、よくある問い合わせをチャットボットにするなど、ユーザー対応を迅速化する仕組みを進化させていきました。会社としても新しい試みだったので、新鮮な気持ちで取り組めたのも良かったです。

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03
ITリテラシーのギャップを埋め、将来はプロジェクトの指揮も。
2年目からは、グループ全体のITリテラシーを強化する啓蒙活動が仕事の軸になりました。社員向けのオンラインセミナーで講師を務めているほか、5分で技術を紹介する動画や、新サービスを紹介する4コマ漫画の企画・制作も。様々な方法を使うのは、どんな情報をどういった業務をしている方に伝えるかによって、適した媒体と時間を設定し、情報を取捨選択しているから。たとえば、それぞれの業務で使っているアプリに役立つ情報を選択したり、在宅ワークが多い部署の方に届けたいときはオンラインで短めの動画にしたり。
始めて8カ月ほどですが、自分が発信したことによって、それまで同じことの繰り返しだった業務を効率化でき、誰かの業務が改善できる、その積み上げが非常に嬉しいです。また、当初はこちら側が一方的に情報発信していましたが、徐々に受講した社員の方からも役立つ情報を発信したいという声をいただいて。リテラシーは相互で高め合っていくものなので、ユーザー側のそういった意識を拡大していきたいと思っています。
この業務を通して、入社前にもっていた「IT技術の架け橋になりたい」という想いが、「ITリテラシーのギャップを埋めていく活動」として昇華されている感じがしますね。これからも活動を続け、グループ全体の業務効率化につなげていきたいです。グループ全体のITリテラシーを強化し、いつか技術の”通訳”なしでやりとりができるような環境になればいいなと思っています。

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04
学生/弊社へ入社を志望される方へのメッセージ
説明会やWebサイトだけでは、どの会社も同じことを言っているように見えるかもしれませんが、自分なりの見方を一つ作ると良いと思います。私の場合は、他にどんな学生が受けているのかを見ることで、その企業のカラーを掴んでいました。また、複数の選考を体験することも大切だと感じました。実際の面接や選考を経験することで自身の考えがブラッシュアップされ、新たな視点に気づくこともあると思います。
採用面接は、自分を見ていただく場であると同時に、自分が企業を見る場でもあるし、知りたいことを教えてもらえるチャンス。そう考えれば面白くなると思います。就職活動、楽しんでください!