People
人を知る
10
法務知的財産本部
持永 大樹
法務研究科卒
2017年入社
Voice
01
憧れていた企業への転職
ロースクール卒業後、法律事務所やIT企業の法務部門で働いてきました。自分の大好きな業界で働きたいと強く思うようになり、ゲーム、アニメ、漫画などのエンタテインメントに関わる企業への転職を目指しました。内定をいただいた企業の中でセガに決めたのは、面接をしていただいた法務部門長や管掌役員、人事担当の人柄や雰囲気が非常に良かったから。面接でお話ししていて、自分と波長が合い、かつそこで楽しく働く自分を強くイメージ出来たことは今でも鮮明に覚えています。加えてセガは少年時代からの憧れの企業でもありました。
実際に入社して数年経ちましたが、毎日楽しく働いています。それは面接のときに感じた雰囲気や人柄の良さが大きいです。
※2021年4月にセガサミーホールディングスに転籍
Voice
02
新規事業にも積極的に関わり、「未来の当たり前」を作っていく
入社後、セガやグループ会社であるアトラスのゲーム事業に関する法務業務を広く担当しました。開発メンバーとともに製品を創り上げる一員として、開発段階から制作に関わり法的アドバイスをするという役割は非常に刺激的なものでした。
例えば運営系のゲームについて言えば、開発時にクリアすべき法務の課題が多くあります。ゲームの性質上、ある種のストレスとそこからの解放のバランス、その連続性はユーザーの満足度を高める上で大切なことのひとつだと思いますが、法律上はそれを一定の枠内に収めて開発することが求められます。そういった意味で、法務の判断は製品・サービスの品質に影響し、開発の一翼を担っていると言えます。自分が関わったゲームのエンドロールに自分の名前を載せてもらったときは本当に嬉しかったです。
法務組織再編によりセガサミーホールディングスの法務担当となってからは、グループで展開している各事業の法的問題を解決する役割を担うこととなり、さらに業務の領域が広がりました。セガサミーグループでは幅広い事業を展開しているため、初めて関わる事業も多く、特にスポーツ事業については私自身、当初は手探りの状態でした。法律事務所や業界団体が開催するセミナーに参加したり、書籍や専門サイトから情報を収集。現場で次々に実施される施策に対して日々法的問題を解決しながら、未来のスポーツ事業に向けて生じうる法的課題を想定した準備を進めています。
Voice
03
なくても会社は成り立つ、だからこそ「付加価値」を追求
法務部がなくとも会社は成り立ちます。実際に法務部がない企業も多くあります。そういう意味で、法務部は付加価値的部門であると考えています。自社の事業展開に対してどれだけ価値を提供できるかが、法務部門の存在意義だと考えています。
日本は成熟し安定した社会ですので、自然と法律は私たちの日常に浸透し、感覚的に遵守されています。つまり、普通に過ごしていれば、基本的には法に抵触するようなことはあまり起きません。法務は「なくてもいいけどあると非常に便利」と思ってもらえる付加価値をいかに作り出し提供できるか、役に立つと思われないと成り立たない仕事です。そのためには法務担当者の徹底的なこだわりとクリエイティビティが必須だと考えています。当社では法務メンバー全員が、グループのあらゆる事業領域において、法的な問題やリスク、課題に対する専門的な知見を備え、提案することが求められます。
今後の自身の目標は、視野をより広く持ち、多様性ある環境を構築することです。固定化した同じ思考の人を集めた集団は強いですが、発展性に限界がある。多様性がある環境や組織からこそ創造性が生まれると考えています。そして何より、その方が楽しいじゃないですか。課題を一つずつクリアしてクリエイティブで付加価値のある法務部を創っていきたいと思っています。
Voice
04
学生/弊社へ入社を志望される方へのメッセージ
セガサミーホールディングスは、働きやすさにおいて抜群だと感じています。働く人の雰囲気が良いだけではなく、フレックスや在宅出勤、育休、フリーアドレス等、働きやすい環境が整備されています。私もグループに入社して数年経ちましたが、毎年こうした制度の整備や、企業内大学「セガサミーカレッジ」における研修や英語学習の無償提供など、社員を支援する施策がアップデートされ、どんどん働きやすくなっています。
そういった点でも将来に期待できる会社だと思います。
あなたが思い描く未来と当社が進んでいる方向が同じベクトルにあるならば、是非一緒に働いてみませんか。