製品/サービスの環境負荷低減
環境への配慮は、企業が取り組むべき重要課題のひとつです。セガサミーグループは、事業活動による環境への影響を常に意識し、環境に関する法令や規制を遵守するとともに、環境負荷の低減や気候変動への対応に取り組みます。
環境配慮設計
セガのメダルゲーム機の『バベルのメダルタワー W!』『ガッ釣りGO!』において、従来製品『アラビアンジュエル』の消費電力と比較して44~62%削減するなど、省電力化への取り組みを継続しています。これらアミューズメント機器は、現行製品の部品を新製品へリユース可能な設計にし、『StarHorse4』では『StarHorse3』のメインモニターを流用し、サテライトも改造でのゲーム継続を可能にするなど廃棄物抑制に努めています。
Sega Europe Limitedでプラスチック製パッケージを一部廃止
Sega Europe Limitedは、PCパッケージ商品の梱包材を完全にリサイクル可能な素材のみに切り替える取り組みを開始しました。こうした動きは、同社とSports Interactive Ltd.が共有する「地球温暖化対策にプラスチックの代替品を探し出すことで貢献できないか」という願いが原動力となっています。パッケージとマニュアルには100%リサイクル再生紙を使用。専門の業者を必要としないため、一般家庭から紙資源として排出できリサイクルが可能となります。また、印刷には水と植物性のインクを使用し、ディスクは専門業者によってリサイクルが可能となっています。
アミューズメント機器の環境負荷低減施策
エンタテインメントコンテンツ事業を行うセガサミーグループでは、アミューズメント機器分野において、基盤の交換やダウンロード配信でコンテンツをバージョンアップする「CVTキット」の導入を進めています。「CVTキット」を使うことで、筐体を新たに購入することなく、アミューズメント機器をバージョンアップすることが可能です。交換の際に発生する筐体の廃棄処分を無くすことで、環境負荷の低減、主にCO2排出を抑える効果が期待できます。また、施設オペレータの設備投資や廃棄コストの軽減にもつながります。
「CVTキット」の本格的な導入は2000年頃から始まり、当時の大型筐体であった『ダービーオーナーズクラブ』や、『WCCF』のシリーズのリニューアルでも使われています。「CVTキット」は同じシリーズのバージョンアップだけでなく、新機種への対応も可能で、『ダービーオーナーズクラブ』の筐体は初代『MJ』に採用されるなど、当時から環境負荷低減施策の一つとして有効に機能してきました。
使用する部品も、時代とともに変化しています。現在は、装飾の変更もプラスチック部品を交換するのではなく、LEDを活用して色を切り替えるなどの対応や、ソフトウェアのバージョンアップをDVDやUSBの配布から大容量配信に切り替えるなど、既存の部品をそのまま使えるよう、より環境負荷低減を意識して設計、製造されています。
また、「CVTキット」よりも更に踏み込んだ対応として、『けものフレンズ3』では市場の筐体を回収してリコンディション(再生)、改造して、新たな製品して出荷するといった取り組みも行っています。
遊技機事業における環境負荷低減の取り組み
遊技機事業のサミーでは、製品に関わるCO₂排出の抑制を目的に、設計・開発段階から部品・基板・ユニットなどの部材共通化を進めています。これにより、遊技機を構成する部品のリユース性を高め、余剰在庫の抑制につなげています。
また現在販売しているパチスロ・パチンコ遊技機には、エコ機能を搭載し、消費電力の低減を図っています。他にも、製品配送時のCO2排出抑制を目指し、プラスチックやダンボールの梱包材についても、過剰品質の見直しや使用量の削減など、環境に配慮した取り組みを進めています。
さらに、パチスロにおいては、筐体全てではなく一部の部品を交換するだけで新製品へ入れ替えが可能となる新筐体を投入することで、環境負荷低減に努めるとともに、遊技機業界の活性化を推進しています。
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