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コラム

植竹勇太プロの本音に迫る! 「プロデビュー」「優勝争い」「ショットのコツ」も!?

2022年シーズンはレギュラーツアーで賞金ランキング37位に入り、2年連続で賞金シード(*1)を獲得。さらにフェアウェイキープ率は自己最高の2位と確実に力をつけ、今年も活躍に期待がかかる植竹勇太プロ。
これまでのゴルフ人生、プロデビュー時の本音、優勝争いしたときの心境、さらにアマチュアゴルファーに向けたアドバイスを伺いました。

(*1)プロゴルフ公式ツアー大会へ優先的に出場できるシード権。2022年シーズンでは賞金ランキング70位内の選手が権利を獲得。

セガサミーホールディングス所属の植竹勇太プロ
―2022年シーズン、お疲れさまでした。どんなシーズンでしたか?

 シーズンを通して決して調子が良かったわけではなく、常にスイングを思考錯誤しながら試合に出ていた1年間でした。

―2022年シーズンは、東北福祉大学の同期でもある比嘉一貴プロが賞金王になりましたね。

 もちろん嬉しいですが、その反面悔しい気持ちもあります。

―東北福祉大学時代はどうでしたか?

入学した当時、僕は全国大会に出場したことがあるというレベルで、学年でも下から2番目ぐらいの実力でした。
同級生は比嘉プロやナショナルチームで活躍していた佐藤太地プロなど全国でも有名な選手ばかりでした。それくらい同級生のレベルが高かったです。
でも負けたくなくて練習するうちに、少しずつ結果が出るようになりました。自分が一番伸びたのは大学時代だと思います。

―そもそも、ゴルフをはじめたきっかけは?

あまり当時の記憶はないのですが、4歳の頃には父に連れられて練習場に行っていたようです。
本格的にゴルフスクールに通い出したのは小学校4年生の頃でした。ただ小学生時代はサッカークラブにも入っていて、サッカーメインで活動していました。
同じサッカーチームには、スピードスケートの髙木美帆選手がいて、一緒に練習していました。

―髙木選手がオリンピックで活躍する姿を見ていかがですか?

 すごく刺激を受けますし、地元の人や、両親からは「あんたも頑張りなさい」って言われています(笑)

―サッカーからゴルフがメインになったのはいつからですか?

 中学生からですね。
ゴルフが面白いと思うようになり、高校生になったときにはプロになることを少しだけ意識するようになっていました。
そのため、(ゴルフの名門である)東北福祉大学を選びました。

―実際にプロに挑戦することを決めたのは?

 大学4年生のとき北海道アマチュアゴルフ選手権に出て、両親には「これで優勝できなかったらプロを諦めます」と言いました。
実際に一般企業への就職の話もありましたが、その試合で優勝出来たので、プロを目指す道に進みました。

―プロになってから、セガサミーホールディングスと所属契約を結んだ経緯は?

 大学卒業後は北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブ(以下、ノースカントリー)で研修生をしていました。
そのときに契約してもらえるという話があり、最初はノースカントリーと契約するのかなと思っていたら、セガサミーホールディングスと聞いてビックリしました。
幼いころから親しみを感じていた企業と所属契約を結ぶなんて、思ってもみませんでした。

―ノースカントリーは「セガサミーカップ」の舞台でもありますがどうでしょうか?

 研修生をやっていたのでコースのことはよく知っていますし、地元の北海道にあるコースということで、みんなも応援に来てくれます。
さらにホストプロ(*2)でもあるので一番勝ちたい試合です。
ただ、正直に言うとレギュラーツアーの中でも1、2を争うくらい苦手なコースです(笑)
飛ばす選手にとって有利なコースで、自分(のゴルフ)とは相性は良くないです。ただ、来年こそは何とか攻略したいと考えています。
ここでプロ初優勝できたら最高ですね。

(*2)プロゴルフトーナメントを主催する企業に所属し、当該トーナメントに参戦するプロ選手。

昨年のセガサミーカップで戦った植竹プロ
―2021年シーズンには最終日を5打差リードで迎えながら、惜しくも初優勝を逃しました。そのときの心境は?

 これが自身にとってはじめての優勝争いでした。
最終日の後半9ホールに入ったときには、今まで味わったことがない「フワフワした」感じがありました。
緊張とも違う感覚で、後半は全然バーディが取れなくなってしまい、逆転されてしまいました。
その試合の後、大学の先輩にあたる池田勇太プロや谷原秀人プロからも声をかけてもらって、「こういう試合を5試合とかやっていくうちに優勝できる」と言われて、プロってそういう世界なんだと思いました。

―2022年シーズンは最終日に追い上げ、優勝まで2打差の3位となった試合もありました。

 あのときは追いかける立場で行くしかない状況でした。
でも、前回の優勝争いの経験を活かして「守るところは守りつつ、攻めよう」という感じでした。そしたら、結果もついてきてベストは尽くせたと思います。

―優勝争いのときはリーダーボードを確認するタイプですか?

 見ない選手もいるみたいですが、僕は必ず確認します。
やっぱり、残りのホールでバーディが必要なのか、パーでいいのかによって攻め方や気持ちが変わってきますからね。

―2022年シーズンは年間のフェアウェイキープ率2位になりました。その数字は意識していますか?

 順位や数字はそんなに考えていません。
ただ、ドライバーの精度で勝負しようと思っているので、得意というより自分の生命線だと思っています。
2打目をフェアウェイから打つことによって、パーオン(*3)できる可能性も増え、その分バーディチャンスも増えていきます。
そうやってスコアを伸ばしていきたいと考えています。

(*3)規定打数よりも2打少ない状態でボールをグリーンに乗せること。

―アマチュアゴルファーに向けた、ドライバーショットを曲げないためのアドバイスはありますか?

僕が意識しているのはスイング中にボールと顔の距離を変えないこと。
大学の頃、それを意識するようになってからドライバーが安定するようになりました。
アマチュアゴルファーの皆さんはトップでボールから顔が遠くなって、インパクトで近くなってしまう人が多いので、その距離を一定にするだけで打球方向が安定するようになると思います。

――最後になりますが、来シーズンに向けてセガサミーグループのミッションである「感動体験」を、試合を見ている人々にどのように提供したいと思っていますか?

 これぞ男子プロのショットという、スーパーショットを一打でも多くギャラリーに見せていきたいです。
その上で、日本ツアーだけでなく、自分の目標でもある欧州ツアーにも挑戦していき、世界に挑戦する姿を見せて、1人でも多くのゴルフファンに感動してもらえればと思っています。

(プロフィール)
植竹勇太
◉うえたけ・ゆうた/1995年10月16日生まれ。163cm。北海道出身。セガサミーホールディングス所属。
東北福祉大学時代には国体で個人・団体のダブル優勝。2017年にプロ転向。2019年のQT(*4)でレギュラーツアーの出場権を獲得すると、2020年、2021年は2年連続で賞金シードを獲得。

(*4) QT(クオリファイングトーナメント)=来季のシード権を保有していない選手が出場し、その出場優先度を争う試合のこと

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