プロの練習拠点と、街に開かれたダンススクールがひとつに
STUDIO LUXは、SEGA SAMMY LUXのさらなるパフォーマンス向上と、次世代ダンサーの育成などを目的に誕生しました。JR品川駅・港南口から徒歩約5分という恵まれた立地のもと、まずは2026年1月からチームの専用練習拠点として稼働し、4月からは一般向けのダンススクールも本格スタート。延床面積は約290平方メートルで、106平方メートルのAスタジオ、86平方メートルのBスタジオ(床材はA、BスタジオともにD.LEAGUEと同一のものを使用)のほか、更衣室も完備。プロの練習拠点ならではの熱気を感じながら、初めてダンスに挑戦する方にもワクワクしてもらえるような洗練された空間が広がっています。
最大の特徴は、スクールが大きく2つのコースに分かれていることです。
ひとつは、プロダンサーを目指す人のための『LUX ACADEMY』(ルクス・アカデミー)。U-9、U-12、OVER-13と年齢別に分かれ、さらに入門・初級から上級まで、レベルに応じたクラスが用意されています。SEGA SAMMY LUXのメンバーが直接指導し、定期的な昇格オーディションで一人ひとりの成長を確認。技術だけでなく、表現力やクリエイティビティーなど、プロとして必要な力を段階的に磨き、将来のSEGA SAMMY LUXメンバーを育成していく場となっています。
もうひとつが、ダンス未経験者や、楽しみながら体を動かしたい人に向けた『LUX GATE』(ルクス・ゲート)です。3歳から6歳までのリトル、小学生向けのキッズ、中学生以上の一般クラスを展開。HIPHOP、K-POP、JAZZ HIPHOP、テーマパークダンス、チアダンスなど、多彩なジャンルから興味や目的に合わせてレッスンを選ぶことができます。
プロへの道を本気で目指す『ACADEMY』と、ダンスの楽しさに出会う“入口”となる『GATE』。この2つが同じ場所にあることで、STUDIO LUXには、プロ選手たちを身近に感じながらも、それぞれのペースでダンスと向き合い、最初の一歩を踏み出せる環境が用意されています。
現役Dリーガー・KENTAROが大切にしていること
主にLUX ACADEMYでU-9のクラスを担当しているのが、SEGA SAMMY LUXの現役プロダンサー・KENTAROです。
STUDIO LUXの誕生により、SEGA SAMMY LUXとしての表現力の練度向上はもちろん、スクール講師としての心構えも新たにしたと言います。
―チームは1月から新たな環境での活動がはじまっていますが、これまでとの違いはありますか?
KENTARO
STUDIO LUXができる前は、様々なスタジオを借りながらD.LEAGUEで踊る作品の練習をしていました。新しいスタジオができてからは、Aスタジオ、Bスタジオでメンバーを分けて異なるROUNDの作品作りに同時進行で取り組めるようになり、自主練習の時間もより確保できるようになったため、練習の質・量ともに充実しました。2020年のチーム発足から6年間、自分たちのスタジオを持つことをずっと夢見ていたので、本当にありがたいことです。
―4月からはスクールもスタートしました。KENTAROさんは構想段階から携わったと聞いています
KENTARO
僕や、同じくSEGA SAMMY LUXメンバーのKURASHOU、Koody、CanDooさんはスクールの各レッスンやアカデミーのシステム作りなど初期段階から携わらせてもらっています。入会規約を作るのも初めてで最初は戸惑ったのですが、自分たちだけでは分からない部分をスタッフの方や外部のアドバイザーの方に助けていただきながら、なんとか取り組みました。特にアカデミーでは次世代のダンサーをどう育てていくか、メンバー各々に思い描くものがあるので、それをみんなで話し合っていきました。前向きな意見が次々と出てきて、その話し合いの中で「ここが自分たちのスタジオになるのだな」という実感が徐々に湧いていきましたね。
―次世代の育成も新たなミッションになりましたが、育成方針はどんなものになるのでしょうか
KENTARO
各ダンサーによって指導の仕方はそれぞれあると思いますが、僕がイメージしているのは学校の担任の先生みたいな感じです。U-9初級クラスは僕が1年間面倒を見るので、長い目で子どもたちとコミュニケーションを取ることができます。1年間というスパンの中でSEGA SAMMY LUXの代名詞であるステップや、「これぞSEGA SAMMY LUX」という空気感やスキルを、じっくりと伝えていきたいです。あとは、“先生”としてレッスン終わりに子どもたちによく「お父さんお母さんにありがとうって言いなさい」と伝えています(笑)
―まさに学校の先生みたいですね(笑)。過去には教員免許を取得されたご経験も生かされているのでしょうか
KENTARO
それもあると思います。僕は小中高と野球をしていたのですが、幼い頃は試合会場まで車で送り迎えをしてもらうなど、親にたくさん支えてもらっていました。当時も「ありがとう」とは伝えていたものの、大人になった今、改めてそのサポートのありがたさを実感することが増えました。親は子どもから直接感謝の言葉をもらうだけで報われる部分もあると思うので、子どもたちには、「恥ずかしくてもちゃんと言葉に出して感謝を伝えよう」と。親御さんがその子の一番のパートナーですからね!
プロの世界で戦うダンサーが、目の前で見本となる動きを見せ、技術のみに留まらず、ダンサーとしての心の成長も促してくれる。憧れの存在が“遠いスター”ではなく、“自分の成長を見てくれる先生”になることは大きな刺激につながるはずで、STUDIO LUXならではの新しい価値がそこにはあります。
憧れの先生の背中を追う、9歳のジュニアダンサー
KENTAROのクラスで学ぶ小学3年生の池田 統真(いけだ・とうま)さんは、4歳の頃からダンスを始めました。ダンスの楽しいところを尋ねると、「体を動かして、想像力を働かせながら自由に踊れるところ」と、まっすぐな言葉が返ってきます。
STUDIO LUXに通うきっかけは、以前から受けていたKENTAROのプライベートレッスンでした。新しいスタジオがオープンすると聞き、「憧れの先生のチームのスキルを学べる、STUDIO LUXで習いたい」と入会を決めたそうです。
―KENTAROさんのどんなところが好きですか?
池田さん
優しく教えてくれるところと、細かいところまで教えてくれるところが好きです。D.LEAGUEで踊っているKENTARO先生は、とにかくカッコいいです!
D.LEAGUEの試合もライブ配信でリアルタイム観戦し、選手として踊るKENTAROの姿を日々見てきた統真さん。将来の夢は、「SEGA SAMMY LUXにいるような、かっこいいダンサー」になることです。所属クラスのレベルを一つずつ上げていきたいと話す表情からは、すでに次の目標を見据える頼もしさが感じられました。
スタジオがなければ出会えなかった仲間の存在
STUDIO LUXの魅力は、プロを目指す子どもたち向けのレッスンだけではありません。仕事帰りにLUX GATEのダンスレッスンへ通う宮野 裕見子(みやの・ゆみこ)さんと市橋 梨々華(いちはし・りりか)さんは、スタジオがきっかけで顔見知りとなり、同じ時間帯のレッスン参加を通じて仲を深めました。
左から宮野さん、市橋さん
市橋さん
私はもともとSEGA SAMMY LUXのファンで、メンバーのプライベートレッスンも受けていました。「もっと上手くなりたい!」と思ってスタジオにも通い始めました。D.LEAGUEの会場で見るSEGA SAMMY LUXの選手たちのパフォーマンスはもちろんすごいのですが、スタジオで教えてもらうと、1つ1つの動きにキレがあって、そのすごさをより実感できます。ここをきっかけに新たな友達もでき、嬉しいです!
宮野さん
勤め先が近いので仕事終わりに通いやすいと思い、通い始めました。市橋さんとは住んでいるエリアも異なり、何よりスタジオがなければまず知り合うことのなかった世代の方なので、年齢が離れているのに仲良くなれたことはとても嬉しいです。レッスンを担当してくれているSEGA SAMMY LUXのRIMOWAさんはリズムの取り方でも時間をかけて教えてくれて、「もっと緩急をつけると良くなります」「ここを意識すると動きが大きく見えます」といった具体的なアドバイスをしてくれるので、自分では気づかなかった改善点が分かって通うことが楽しくなります
―宮野さんはSTUDIO LUXにご入会いただく前から、SEGA SAMMY LUXをご存じだったのでしょうか
宮野さん
SEGA SAMMY LUXのことも、D.LEAGUEそのもののことも知りませんでした。市橋さんのSEGA SAMMY LUXに対する熱量がすごいので、私もチームにどんどん興味が湧いてきて、秋からの新シーズンは一緒に観戦にいきたいねという話をしています!
並んでレッスンを受ける市橋さんと宮野さん
これまでSEGA SAMMY LUXをご存じなかった方が、スクールの仲間やダンサーを通してチームに興味を持ち、新しいスポーツ体験やエンタテインメントの扉を開いていく――。
スタジオでは、人から人へチームへの想いが伝わっていく、『感動の共感』が生まれていました。
ダンスだけではない、心と体を整える時間
LUX GATEでは、ダンス以外のプログラムも開講しています。呼吸と動きを連動させるFlow Yoga※、ピラティスなど、体を整えたい人や運動不足を解消したい人にも参加しやすいラインアップです。ダンサーにとって大切なこのような身体づくりのメソッドを、一般の利用者も、それぞれの目的に合わせて体験できます。仕事や家事の後に呼吸を整え、じっくり体をほぐすなど、日常に運動を取り入れるための場所としても、STUDIO LUXは門戸を広げています。
※呼吸と動作を連動させ、流れるように次々とポーズをつないでいくヨガスタイル。運動量が多く、全身の引き締めや脂肪燃焼、リフレッシュ効果が期待できるのが特徴
「好き」の熱量が、人とチームをつないでいく
STUDIO LUXの運営を担当するのが、セガサミーホールディングス 広報室・スポーツ事業推進部の島津 宙翼(しまず・おきと)さんです。
セガサミーグループでのキャリアを、グループ会社『セガ フェイブ(旧:セガトイズ)』での玩具企画担当としてスタートした島津さん。『アンパンマン』などのおもちゃの企画をしていた島津さんが、SEGA SAMMY LUXの魅力にハマり、STUDIO LUX運営担当に至った経緯とは。
島津
D.LEAGUEの観戦チケットをセガサミーグループ内でいただき、21-22シーズンの開幕戦を見に行きました。それがとても楽しくて、自分でROUND.2も見に行きました。その時のSEGA SAMMY LUXの演目が『urchin(訳:ウニ)』という、トゲトゲの衣装を着て踊る作品だったのですが、その衝撃的なカッコよさに、全身に鳥肌が立ちました。一気にハマった瞬間でした。
21-22シーズンROUND.2の『urchin(訳:ウニ)』
―あのROUNDはしびれましたね。島津さんが思うチームの魅力は何でしょうか
島津
「ここで全部を出し切る」という選手の思いがビリビリ伝わってくる、極限の身体パフォーマンスですね。それを毎ROUND見せてくれるのが本当に素晴らしく、熱量に心打たれました。
SEGA SAMMY LUXのパフォーマンスで心がまさに“元気100倍”となり、その魅力にハマっていった島津さん。21-22シーズン以降、ほぼすべてのROUNDに足を運び、セガ フェイブの社内向けに、メーリングリストを用いて、SEGA SAMMY LUXの各ROUNDの対戦カードや結果を自主的に発信する活動を始めました。
島津
人事制度のお知らせなどが届く社員向けのメーリングリストに、誰に頼まれたわけでもなくSEGA SAMMY LUX関連の情報を定期発信していました(笑)。特に怒られなかったので、そのまま続けました。
何ともほっこりするエピソードですが、そこにあるのは「チームの魅力を知ってもらいたい」「一緒に応援してほしい」という純粋な熱意です。そんな島津さんの存在がグループ内でも知られるようになり、STUDIO LUX運営担当に抜擢。その熱意が、玩具の企画担当からプロダンスチーム運営という、グループ内での大きなキャリアチェンジをも引き寄せました。
―SEGA SAMMY LUXの魅力を知り尽くした島津さんにとって、STUDIO LUX開業の意義や魅力とは何でしょうか
島津
チームでいうと、SEGA SAMMY LUXのカラーを体現する選手をACADEMYで育成できる環境が整ったことは非常に大きいと思います。現役メンバーだけでなく、メンバーが今後D.LEAGUEを引退することになっても、チームのカラーをスタジオで伝承し続けてくれる場所になっていけるのではということも期待しています。
気軽にダンスに触れられるGATEのほうでも、外部講師の皆さんは指導力の高い方々を迎えていますので、そこも魅力です。プロを目指す方だけではなく、仕事終わりに、運動不足解消などを目的にダンスをしていただくのももちろん大歓迎です!ヨガやピラティスのクラスも用意しており、さまざまなジャンルのダンスをプランに応じて自由に受けていただけますので、是非お越しください。
STUDIO LUXは、チームが強くなるためだけの閉じた練習施設ではありません。初めてダンスに触れる人や仕事帰りにリフレッシュしたい大人の皆さん、プロを目指す子どもたち、そしてSEGA SAMMY LUXを応援する人が交わる場所です。島津さんが続けてきた情熱を持ったチーム情報の発信は、チームと人をつなぐスタジオの役割にも重なります。
“ココ”から光り輝く感動体験を――STUDIO LUXは、SEGA SAMMY LUXと地域、そして未来のダンサーをつなぐ新しい接点として、動き始めています。
プロダンスチーム SEGA SAMMY LUXでは、2026年7月31日(金)に、2回目となるワンマンライブの開催を品川インターシティホールにて予定しています。STUDIO LUXを使った日々の練習により、さらに研ぎ澄まされた彼らのパフォーマンスにご期待ください。