社会貢献活動
活動事例
スクウェア・エニックス、バンダイナムコHDと連携し、3社共同で使用済みPCモニターを寄付
セガサミーホールディングスは、株式会社スクウェア・エニックスと株式会社バンダイナムコホールディングスとともに、2021年9月よりピープルポート株式会社への使用済みPCモニターの寄付に継続的に取り組んでいます。
デジタルコンテンツ開発の現場では、最新機器の導入や機材の入れ替えの際などに不要なPCモニターが生じます。これらのPCモニターをピープルポートに寄付することで、同社が取り組む日本の難民雇用創出や子供の教育支援などの活動に寄与すると同時に、資源の有効活用を通じた業界規模でのエコ社会実現に取り組んでいます。
詳細は下記をご覧ください。
セガサミーグループデーの開催
セガサミーグループでは年に一度、従業員のご家族など大切な方々を会社に招待し、普段の仕事やセガサミーグループについての理解を深めていただいたり、従業員のご家族同士の交流を促進する取り組み「セガサミーグループデー」を実施しています。
セガサミーグループは、Group Mission/Purposeに「感動体験を創造し続ける ~社会をもっと元気に、カラフルに。~」を掲げています。従業員が大切に思う方々を職場に招いて笑顔になっていただく、会社を好きになっていただくことに加えて、グループ会社が一丸となることでグループのエンゲージメントを高める目的もあります。2025年8月に行われたグループデーには約2100名の方々が参加し、グループ会社17社で26個のコンテンツ・サービスを提供。お子様はもちろん、従業員を含めて大人も笑顔あふれる1日となりました。
絵本を届ける運動
セガサミーグループでは、2009年より公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」に参加し、紛争地域などに暮らす子どもたちにエンタテインメントを通じた支援を提供しています。従業員の寄付による不用品の買取金額やオフィス内の自動販売機の収益の一部に、会社からのマッチングギフトを上乗せして、日本語の絵本を購入しています。その後、従業員や家族などがボランティアで現地語訳シールを貼り、絵本を届けています。2024年10月末時点で、累計3,883冊の絵本を現地に寄贈しました。
小学校への出前授業
セガサミーホールディングスは「長嶋茂雄INNVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の開催地である北海道千歳市において、新しいスポーツ&カルチャー分野を通じた教育支援「セガサミーカップ まなぶプロジェクト」を実施しています。その一環として、2024年6月、千歳市内の小学校で「セガサミー サステナビリティチャレンジ教室」を開催しました。セガサミーホールディングス サステナビリティ本部(旧)の社員が講師となり、環境や多様性といった身近なテーマに関するレクチャーやカードゲームを通じて、一人ひとりができることは何かを考えるきっかけを提供させていただきました。
世界の子どもたちにワクチンを(エコキャップ回収運動)
セガサミーグループでは、大崎本社各階でのペットボトルキャップの回収を通じ、CO2排出削減と世界の子どもへのワクチン接種普及に寄与しています。キャップは、専門業者によってリサイクルされることで焼却処分時のCO2排出を抑えられるほか、業者への売却時に発生する収益を『認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会(JVC)』に寄付することで、世界の子どもたちの健康維持に協力することができます。
2024年3月期は179,000個のキャップをリサイクルし、1127.7kgのCO2排出を抑制、179人分のワクチン購入額をJVCに寄付しました。
高校生を対象としたパソコン寄贈プロジェクトへの参画
2023年、セガサミーホールディングスは、認定NPO法人CLACKが実施するプロジェクト「Pass the Baton(パスザバトン)」に賛同し、使用頻度が低くなったセガサミーグループ本社のノートパソコンを高校生の教育支援に活用していただくことを目的として寄贈しました。このプロジェクトは、経済的事情でパソコンの購入が難しい高校生に、企業から寄付された使用済みパソコンとともに完全無料のプログラミング学習支援とキャリア教育を届けています。
企業から提供されたパソコンは、認定NPO法人CLACKと提携している株式会社パシフィックネットによって、情報漏えいを防ぐためのデータ消去、クリーニング、OSの再インストールなどのプロセスを経て、再生パソコンとして高校生へ無償で届けられます。
さまざまな「生きづらさ」を抱える子ども・若者を支援
セガは、エンタテインメントを通じた地域社会への貢献活動として、グループ本社がある東京都品川区において「ぷよぷよプログラミング」を活用した出前授業を行うなどの教育支援を継続的に行っています。また2023年10月からは、新たに不登校や引きこもりの子ども・若者を支援する区の事業に協力し、「セガぷよぷよプログラミング講座&セガ本社見学会」を実施しています。
プログラミング講座は2022年からトライアルとして実施しており、日本eスポーツ連合公認のぷよぷよプロプレイヤーである、ぴぽにあ選手によるプログラミング指導だけでなく、eスポーツ選手という職業についての話をするなど、キャリア教育の視点も活動に含めています。参加者やそのご家族からは「eスポーツのプロの方にプログラミングを教えていただきとても良い経験になった」「学校に行っていない時間に外に出るきっかけができて嬉しかった」などの感想がありました。またセガ本社見学ツアーでは、動画配信スタジオなど普段は入ることのできない施設での機材操作などを体験していただきました。
就労支援事業所と連携し、ゴルフ場での就業体験を実施
北海道千歳市で「ザ・ノースカントリーゴルフクラブ」を運営するセガサミーゴルフエンタテインメントは、2022年より、就労継続支援B型事業所のサークルエイトと連携し、軽度の障がい者を対象に就業体験を実施しています。
ゴルフ練習場の目土業務や、クラブハウス周辺の雑草取り、ゴミ・枝木拾い業務などを行っていただく機会を提供し、一般社会での労働機会の創出や、自然の中での就労を通じた精神衛生面での支援、自己実現支援に寄与しています。
SPORTS DARTS PROJECT
『「ダーツ」を誰もが楽しめる「スポーツ」に。』を目標に掲げ、より多くの人にダーツをスポーツとして楽しんでもらい、人々の健康や地域の活性化などの社会課題解決に貢献するプロジェクトです。現在は主に、小中高生・高齢者・障がい者向けにダーツ体験会を実施。継続的に楽しんでいただけるよう、地域の身近な施設へダーツ導入を促進する活動をしています。
子ども向け施設にパソコンモニター48台を寄贈
セガサミーグループは、2021年12月から2022年1月にかけて品川区および民間学童を運営するChance For All※へ パソコンモニター48台を寄贈しました。withコロナ時代の多様な働き方に対応する中で、セガサミーグループ大崎本社において使用頻度が低くなったパソコンモニターを子どもたちの教育支援に活用していただくため、品川区が管轄する子ども向け施設に30台、Chance For Allが運営する9か所の学童施設に18台をグループ社員が直接訪問してお届けしました。寄贈したパソコンモニターは、品川区では児童センター内のお知らせなどデジタルサイネージとして、Chance For Allでは運営している複数の学童施設を繋いだオンラインコミュニケーションとしてご利用いただくなど、様々な用途にご活用いただいています。セガサミーグループはこれからも、子どもたちの教育支援の取り組みを進めていきます。
※特定非営利活動法人Chance For All:放課後から「生まれ育った家庭や環境でその後の人生が左右されない社会の実現」をめざし、「こどものための学童」という理念を追求した民間学童施設を運営しています。
争い予防を目的とした認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)への寄付
2022年9月、セガサミーグループは、世界中にステークホルダーを持つ総合エンタテインメント企業として、安心してエンタテインメントを楽しんでいただける社会を実現させるべく、認定NPO法人 REALs(Reach Alternatives)に活動資金を寄付しました。
REALsは、紛争・テロ・社会的な暴力が起きることを未然に防ぎ、人と人とが価値観・宗教・民族・国籍・ジェンダーといった違いを認め共存できる社会を目指して、中東・アフリカ・アジアで活動しています。また、争いの当事者となった方々が主体的に問題の予防や解決に取り組んでいけるよう、現地の人材育成や争い予防のしくみづくり、社会のネットワーク構築などを行っています。セガサミーグループは、「コミュニティやそこで暮らす人に寄り添い争いを未然に防ぐ」という同団体の想いに共感し、ケニアにある3つのスラム地区における争い予防の活動を支援しました。
ウクライナでの紛争に関する人道支援
セガサミーグループはウクライナにおける人道的危機に対し、さまざまな支援を行っています。
2022年3月、当グループは海外グループ企業であるSEGA Europe Limited. およびSEGA of America, Inc. と共に人道支援活動に関する声明を発表し、寄付および国内外グループ従業員とのマッチングドネーション(申請者の支出額と同額を会社から拠出する仕組み)を実施しました。※
また、2024年5月までグループ会社であったフェニックスリゾート株式会社が運営するフェニックス・シーガイア・リゾートでは、ウクライナから避難してこられた方々を受け入れ、飲食を含む宿泊施設や就業機会を提供しています。
セガサミーグループは、この事態が一刻も早く平和的に解決され、紛争により影響を受けているすべての人々が安心して暮らせる社会になることを心より願っています。
※国内グループ従業員とのマッチングドネーションによる寄付金は、日本の公式支援窓口である国連UNHCR協会を通じてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、および国際協力NGOジャパン・プラットフォームに寄付しました。
NPOとの協働による玩具の寄贈と玩具除菌活動
この取り組みは「特定非営利法人日本NPOセンター」とともに非営利団体を選定し寄贈しています。2022年3月期は小児がんや小児の難病治療の家族の滞在支援をする「認定NPO法人 ファミリーハウス」さまへ、病室のベッドで過ごすお子さんとご家族に笑顔と勇気をお届けするためにセガ フェイブ(旧セガトイズ)の商品62点をお届けしました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響で多くの病院では面会制限が行われ、病気のお子さんとご家族にとってこれまで以上に「つながり」や「きずな」が感じられる支援が必要になっています。玩具を気持ちよくお使いになっていただけるよう、当社グループの社員が宿泊施設を訪問し、一般のボランティアの方々と一緒に玩具やぬいぐるみの除菌作業を行っています。
視覚障がい者とダンスの新しい味わい方を追求
一般財団法人セガサミー文化芸術財団が運営する「Dance Base Yokohama (ダンスベースヨコハマ)」は、視覚障がい者とダンスの新しい味わい方を探求するプロジェクト「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ~視覚障がい者と味わうダンス観賞篇~」を2020年12月に実施しました。