SEGASAMMY

ESG

社会

ステークホルダーとの共生に向けた取り組みを展開しています。

セガサミーグループは、エンタテインメントを通じて、お客様や社員をはじめさまざまなステークホルダーとかかわりを持ち、それぞれのステークホルダーとよりよい形で共生していくための取り組みを展開しています。

人財育成・エンゲージメント向上

セガサミーグループは、世界各地で多彩なエンタテインメントを開発、提供しています。グローバルな企業グループとして今後も成長していくためには、多様なカルチャーを持つ人財が集い、育っていける環境づくりが不可欠と考えています。人財が育つグループを構築していくために、セガサミーグループでは、教育環境の充実、各種制度の拡充に注力しています。

人財育成に関する基本方針   

セガサミーグループの「人財育成に関する基本方針」の根底にあるのは、ミッションピラミッドです。

 

世の中が目まぐるしいスピードで変化し続け、新しい技術や環境変化によりライフスタイルが多様化している時代。ビジネスにおいても、その変革スピードはすさまじいものがあります。そのような状況下、セガサミーグループは、日本国内のみならずグローバルでの事業拡大を推し進めており、「セガサミーグループは社会に何をなすべきか」、「セガサミーグループの使命は何か」を明らかにするために、2017年にミッションピラミッドを定め、共有しています。

 

 

ミッションピラミッドという共通の理念のもとに人々が集い働き、それぞれの個性を発揮しながら新たな感動を生み出していくには、どのような人財が求められるのか。

変化し続ける世の中で、わたしたちの存在意義を発揮し続けていくために、人財領域では何ができるのか。

変革の方向性を示すために、セガサミーグループの「人財育成に関する基本方針」として、2020年11月に策定されたのが、「HR変革ビジョン」です。

「HR変革ビジョン」は、グループ各社・各自の多様性を最大限に引き出しつつ、グループである強みを発揮していくための、人事領域に関するありたい姿、変革の方向性を示すものです。

 

セガサミーグループHR変革ビジョン:大切な3つの要件

 

セガサミーグループでは、ミッションである「感動体験を創造し続ける」ために一人一人が“Game Changer(革新者)”であり続けられるように、必要な人財投資と仕組みづくりを行っています。

この人事領域における指針として掲げているのが「HR変革ビジョン」で、それは次の3つの要件で構成されています。

(1)ミッションピラミッド実現が共通の絶対軸

(2)脱年功:志と実力を示すものが挑戦し活躍できる環境

(3)グループとして人財の活躍機会を最大化

 

セガサミーグループではこのビジョンの実現に向けてグループおよび各社にて、人財開発や環境構築、制度改定や文化醸成など人事領域の変革を進めております。

 

 

教育研修体制の強化

セガサミーグループでは、“個人の成長が組織の成長である”と考え、教育研修体制の充実を推し進め、人財育成に取り組んでいます。

セガサミーの社員が目指すべき姿は、「Vision(あるべき姿)」で掲げている“Game Changer(革新者)”であること。その土台となる思考特性、行動様式として設定されているのが「SEGA SAMMY 5つの力:S.S.FIVE」です。

人財育成では、この「5つの力」を備えた多様な社員を育てることで、それぞれが互いの能力・才能を活かし合いながらシナジーを起こし、大きな革新を起こせるような組織文化を醸成することを目指しています。

 

 

■セガサミーカレッジ(SS-College)

人財育成の場として、企業内大学「セガサミーカレッジ」の他、コンプライアンスやITなどさまざまなテーマ別研修を行っています。

「セガサミーカレッジ」は、“セガサミーらしいリーダーとしての成長機会をつくること”、“誰でも学びたいときに学ぶことができる場を提供すること”を目的に、2018年に設立された企業内大学です。

“学び”を止めない育成環境を整備して、セガサミーグループの横断的な人財教育を推進しています。

 

 

1) セガサミーカレッジ体系図

「セガサミーカレッジ」は大きく3つのコースで構成されています。グループを横断して、新入社員から経営層まで受講できる研修プログラムを幅広くそろえています。

 

 

研修は、希望すれば誰もが受講できる「道場」、特定のレイヤーごとに受講する「階層別研修」、グループ各社から目的に応じて選ばれた受講者が参加する「選抜型研修」があります。自律的なキャリア形成を支援するためのリーダーシップ開発や普遍的なビジネススキルに加え、語学・デジタル・ダイバーシティなど経営戦略や社会の要請に応えるためのカリキュラムを常に拡充。こうした教育環境を整えることによって、“Game Changer(革新者)”をさらに増やしていくことを目指しています。

(1)経営塾(選抜型研修)  選ばれし者が学び、仲間を創る 人間力×経営力/リーダーシップ開発

(2)階層別研修 学ぶべき時に学ぶべき者が学ぶ、知識・スキル/リーダーシップ開発

(3)道場(手上式) いつでも誰でも学びを志す者が学ぶ、知識・スキル/マインド開発

(4)語学教育(手上式/選抜式)

 

 

2 過去4年間(2018年~2023年3月期)までのセガサミーカレッジ受講実績

2018年の開講以降、2023年3月までに、延べ29,600人が受講しています。2020年以降は従来の集合型研修に加えてオンライン研修やeラーニングを導入し、場所や時間に制限されない柔軟な研修スタイルを実現しています。

 

3 2023年3月期のセガサミーカレッジ受講実績

役割により求められるスキルの変化や“リスキリング(学びなおし)”に対応できるよう、多くの講座を用意し柔軟に対応しています。年間を通じて常に学び続けられる体制を整えています。

 

企業内大学「セガサミーカレッジ」の設立と取り組み

コンプライアンス研修

社員のコンプライアンス意識向上と理解醸成を図るため、コンプライアンス啓発活動を実施しています。社内外の講師を起用した集合研修は、フルリモート環境で実施しており、地方拠点からの参加も容易にしています。その他、eラーニングやメールマガジン、コンプライアンス再認識月間を実施し、社員の知識及び意識の強化を図っています。特にハラスメントの撲滅に向けて、社員のハラスメントに関する認識を調査し、その結果から社員間の認識のギャップを埋めるため、ハラスメント特集記事の紹介や、研修を実施するなど、注意喚起に注力しています。

 

 

(FY2023)

人数

回数

対象会社

新任役員研修

16

1

グループ33社対象※今期は9社の役員が受講

既任役員研修

148

2

グループ33社対象

一般職研修

1458

38

 

 

グループ17社対象

 

 

管理職研修 Lv1

152

4

管理職研修 Lv2

417

17

管理職研修 Lv3

531

21

人財のエンゲージメント維持・向上

セガサミーグループでは、多様な価値観をもった人財がグループミッション実現にむけて生き生きと協働する状態こそが、感動体験を創造し続けることに資するものと考えています。人的資本である人財が、グループの目指すミッションのもとにエンゲージしている状態を目指すべく、国内主要グループ会社におけるエンゲージメントスコアを指標として策定しています。

 

 

目標エンゲージメントスコア

価値観が多様化し、個々の働き方が変化していく状況において、企業と個人との信頼関係、互いに尊重しあえる関係性が重要です。企業と社員が対等な状態で向き合って協働しあえれば、相乗効果でより多くのゲームチェンジや感動を生み出すことができます。そのため、セガサミーグループでは、民間のモチベーション・エンゲージメントサーベイを利用して、網羅的な項目においてエンゲージメントスコアの定量調査を行っています。

 

2022年12月時点のエンゲージメントスコアはB判定の52.6でしたが、このスコアを2030年には少なくともA判定の58以上に引き上げていくことを目指しています。

 

  • ステークホルダーヘの取り組み

 

    主な取り組み
With Customers ~お客さまとともに~ 私たちは、いつの時代においても、お客さまとともに歩みながら、感動体験を創造し続けます。 ウェブサイト(随時更新)
製品、技術説明会
展示会への出展
問い合わせ窓口
With Partners ~お取引先とともに~ 私たちは、お取引先と公平・公正な関係を保ち、互いに切磋琢磨し、良きパートナーとして、共に感動体験を創造し続けます。 サプライヤーアンケート
ウェブサイト
統合報告書(年1回発行)
問い合わせ窓口
With Shareholders and Investor
~株主•投資家とともに~
私たちは、グローバルな視点をもって事業を展開し、継続的な成長・企業価値の最大化を目指してまいります。そして、適正な利益還元と適時的確な情報開示をとおし、透明な経営を図り、株主・社会の期待に応えます。 株主総会(1回/年)
決算説明会(4回/年)
ラージミーティング(1回/年)
個別ミーティング(約400回/年)
工場見学会
統合レポート(各1回/年)
ウェブサイト(随時更新)
問い合わせ窓口
With Employees ~社員とともに~ 社員一人ひとりの創造性とチャレンジ精神がグループ発展の源であり、最大の財産です。私たちは、社員がもつ限りない可能性を最大限発揮できる企業文化を育み、ともに成長していきます。 イントラネット(随時更新)
マネジメントタウンホール
セガサミー・サステナブルウィーク
各種研修
従業員エンゲージメント調査(1回/1年)
With Society ~社会とともに~ 私たちは、企業市民として社会を構成する一員であることを強く自覚し、事業活動等を通じた社会貢献、芸術・スポーツなどの文化の発展支援、地球環境保護への取り組みを、積極的かつ自主的に行います。 地域ボランティア活動
災害支援
ウェブサイト(随時更新)
グループCEOのビデオメッセージ配信によるインナーコミュニケーション活性化

セガサミーグループでは、経営と従業員とのコミュニケーション活性化を目的として、毎月初めに社内ポータルサイトにおいてセガサミーホールディングス株式会社代表取締役社長グループCEOの里見治紀よりビデオメッセージを配信しています。2021年12月の配信では、環境問題をはじめとするサステナビリティの考え方や潮流、重要性について、企業活動との関係性を例に挙げながら従業員へ説明しました。また、2022年2月の配信では、人権問題やダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンについて、自身がどのような考えをもってこれらの課題に取り組み、意思決定してきたかを語っています。このほか、グループミッションである「感動体験の創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~」や、各施策にかける想い、活躍する従業員へのインタビューなど、様々なテーマを里見治紀社長自ら発信しており、新たなコミュニケーションツールとして国内外の多くの従業員が視聴しています。セガサミーグループはこれからも、多様な人財が活躍できる職場環境を整える取り組みを進めていきます。

 

 

テレワーク環境の整備

当グループでは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、社員の安心・安全を確保すべく、事業、業務特性に応じて在宅勤務と事業所勤務を組み合わせた働き方にシフトすることで、生産性の維持向上とさらなる感染拡大の防止、抑制に努めています。

テレワークが浸透する中、withコロナ時代の多様な働き方に対応した業務効率化のため、2020年10月からグループのセガサミーホールディングス、セガ、サミーなどで電子契約の導入を開始し、順次グループ各社へ展開しています。電子契約は、契約書に押印する代わりに、電子文書に電子署名することで締結し、企業のサーバなどに電子データを保管する契約方式です。電子契約の導入により、ペーパーレス化や押印作業の省略化が進み、テレワーク環境においてもスムーズな契約業務が可能となります。引き続き、お取引先のご理解、ご協力のもと、契約の電子化促進に努めていきます。

 

 

健康経営の推進
  • 健康経営宣言

セガサミーグループでは、Group Mission/Purpose(存在意義)として「感動体験を創造し続ける ~社会をもっと元気に、カラフルに。~」を、Group Vision(ありたい姿)として「Be a Game Changer~革新者たれ~」を掲げております。 Group Mission/Purposeを果たせるよう、志と実力を示す社員が活躍し、成長できる環境をつくるには、社員の健康とウェルビーイングを向上させる、健康経営の取り組みを進めていくことが必須であると考え、この度、セガサミーグループ「健康経営宣言」を以下の通り策定しました。

 

 

  • 健康経営推進体制

 

 

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

セガサミーグループでは、多様な人財が活躍できる就業環境の整備を行っています。

※セガサミーグループ内の一部の企業での取り組みも含まれます。

ワークライフバランスの向上

セガサミーグループでは、多様な人財がキャリアを分断されることなく活躍できるよう、「時間・場所」に縛られない就業環境を構築しています。従来のフレックスタイム制度・短時間勤務制度・在宅勤務(テレワーク)制度をさらに拡充し、個別の事情に応じて働く時間や場所を選択可能とすることで“安心して仕事を続けるための環境”を整備し、育児・介護・女性活躍を支援します。

■ セレクトタイム制度

育児や介護などの事情がある社員を対象に働く時間を選択できる制度です。

・所定労働時間を1日4時間~7時間の間で選択できる

・すきま時間を活用したフルタイム勤務(8時間)ができる

 

■ セレクトロケーション制度

地方での介護や配偶者の転勤などの事情がある社員を対象に、場所に縛られずに働くことができる制度です。

 ・事情に応じて地方などロケーション(勤務地)を選択しテレワークできる

 ・対象者は、常時、テレワークが可能な職種に限定(出社は月に1~2回程度)

 

“働く時間”や“働く場所”を選択可能に セガサミーホールディングス 新たなキャリア支援施策を導入

育児支援

育児休業は法定を上回る支援制度を整備し、休業の延長やフレックスタイム制度の活用による育児との両立をサポートしています。加えて、出産時に一時金として100万円を支給する制度や、就学時の祝い金など子育て支援にも取り組んでいます(各社制度は異なります)。

 

項目 概要
育児休業期間の延長 法定 :「最大2歳まで」
セガサミーホールディングス:「最大子が2歳に達した後、初めて到来する4月まで」
※保育所に入所できない、などの場合にのみ、延長可能となります。
育児短時間勤務の利用期間 法定 :「子が3歳に達するまで」
セガサミーホールディングス:「子が小学校4年生になるまで」
※但し、子が小学校就学後~小学校4年生になるまでの期間については、
1日1時間を超えない範囲で早退を認めるものとします。
積立年休を利用した育児休業 育児休業期間が20日未満の場合、積立年休を利用できます。
※有給扱いとなります。
短時間フレックスタイム制度 育児短時間勤務の適用を受けられる社員が希望する場合、
契約労働時間=個別に定めた時間(6~8時間未満)×1ヶ月の所定労働日数として、フレックスタイム制度の利用が可能となります。
介護との両立支援

育児と同様、介護においても法定を上回る対応をしており、介護による経済的負担や帰省などで生じる身体的負担を少しでも軽減できるよう、さまざまな両立支援制度を整備しています。

 

項目 概要
介護休業中(無収入期間)
に対する金銭的サポート
セガサミーホールディングスの介護休業期間は法定以上の93営業日となりますが、
法定を超えた期間については雇用保険からの介護休業給付金が支給されず、
無収入となるため、その無収入期間に対して金銭的サポートを行います。
介護のための
帰省交通費に対する金銭的サポート
同居していない父母の介護のために、毎月、複数回、継続して帰省する必要が
ある社員のサポートを目的として、帰省にかかる交通費の一部を会社が負担します。
貸付金の貸付事項 貸付金について、家族介護にかかる一時費用だけではなく、継続的に発生する費用についても貸付金の対象とします。
法定以上の
介護短時間勤務の利用期間
法定 :「3年」
セガサミーホールディングス:「5年」※平均介護期間が約5年といわれていることから「5年」と設定。
介護のための帰省時翌日(当日)の出社時間の柔軟化 同居していない父母の介護のために帰省した場合、帰省による肉体的負担が生じることが想定されるため、その負担を軽減することを目的に介護を終えて帰宅した日の翌日(当日)の始業時間を遅らせることができます
法定以上の
介護短時間勤務の分割回数
法定 :「2回まで」
セガサミーホールディングス:「4回まで」※要介護者の状況に応じて柔軟に対応できるように「4回」と設定。
短時間フレックスタイム制度 介護短時間勤務の適用を受けられる社員が希望する場合、
契約労働時間=個別に定めた時間(6~8時間未満)×1ヶ月の所定労働日数として、フレックスタイム制度の利用が可能となります。
性的マイノリティに関する支援

セガサミーグループでは、同性パートナーにも配偶者と同じ権利・地位が認められるよう、さまざまな制度を設けています。

この取り組みが評価され、企業・団体の性的マイノリティの方に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」において、2019年より5年連続で「ゴールド」認定を獲得しました。
また、2023年には、国・自治体・学術機関・NPO/NGOなどとの、セクターを超えた協働を推進する企業を評価する「レインボー」認定を初めて獲得しました。

 

大項目 タイトル タイトル
休暇・休職 慶事・弔事の特別休暇 同性パートナーとの結婚時、
同性パートナーの死亡時などに特別休暇を取得できます。
介護関連 同性パートナーが要介護状態になった時、
介護休業や介護短時間勤務などが利用できます。
支給金 別居手当/結婚祝金
/出産祝金/香典
関連規程の配偶者と同等の扱いとします。
弔慰金 社員本人が死亡した際、
弔慰金を同性パートナーへ支給することができます。
赴任・出張 下見・正式赴任時の諸経費
/転勤休暇/赴任手当
/単身赴任帰郷旅費
関連規程の配偶者と同等の扱いとします。
福利厚生 貸付金 関連規程の配偶者と同等の扱いとします。
保養所 同性パートナーも「メンバー」料金で利用できます。
就業サポート 積立年休の利用用途拡大 就業継続サポートとして、トランスジェンダーの方が性別適合手術、ホルモン治療を受ける際に積立年休を利用できます。
「PRIDE指標2023」において最高位の「ゴールド認定」および「レインボー認定」獲得

職場におけるセクシュアル・マイノリティへの取り組み評価指標「PRIDE 指標2022」に、セガ、サミー、セガサミーホールディングスの3社連名でエントリーし、2023年11月、5年連続で「ゴールド」認定を獲得しました。
また同日、国・自治体・学術機関・NPO/NGOなどとの、セクターを超えた協働を推進する企業を評価する「レインボー」認定を初めて獲得しました。

 

「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」に賛同

セガサミーホールディングスは2021年5月、日本におけるLGBT 平等法の導入を支持し、性的指向や性自認に基づく差別を禁止して誰もが平等に扱われるインクルーシブな職場・社会づくりを目指すための「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」への賛同を表明しました。

 

 

同性パートナーのための「パートナーシップ証明書」

法的には夫婦と認められない人たちが、家族として当たり前の権利やサービスを受けられないという社会課題がある中、セガサミーホールディングスは、各種社内制度において、同性パートナーを配偶者と同じ扱いとしています。同性パートナーの申請には、公正証書の提出が必要となりますが、今後、一般社団法人Famieeが発行する同性パートナーのための「パートナーシップ証明書」を利用可能とする予定です。

「Business for Marriage Equality」へ賛同

セガサミーホールディングスは同性パートナーを配偶者と同じ扱いにする制度を導入するなど、創造性豊かな企業風土を形成するため、様々な取り組みを行ってきました。その一環として2021年3月には婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を可視化するためのキャンペーン「Business for Marriage Equality ※」への賛同を表明しています。この賛同を通じて、セガサミーグループのマテリアリティ(重要課題)のひとつである「人」の重点項目である働きがいの向上、多様性の向上、不平等の排除について、グループ全体へのさらなる浸透と実践に努めていきます。

※ Business for Marriage Equality:日本で活動する3つの非営利団体による、婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を可視化するためのキャンペーンです。公益社団法人 Marriage For All Japan、NPO法人 LGBTとアライのための法律家ネットワーク、認定NPO法人 虹色ダイバーシティが共同で運営し、2022年 4月時点で、223の企業・団体が婚姻の平等(同性婚の法制化)への賛同を表明しています。

 

 

「東京レインボープライド」におけるブース出展・パレード参加

セガサミーグループは、多様性への理解と尊重が新しいビジネスの創造につながると考え、ダイバーシティ経営に積極的に取り組んでいます。この一環として、LGBT+の方が差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目的に開催されている「東京レインボープライド」に2019年より協賛しています。
2023年4月に開催された「プライドフェスティバル&パレード」では、フェスティバル会場内にフォトブースを設置し、2日間で1,500名以上の方にご利用いただきました。また、パレードにはグループ従業員とそのご家族、計40名が参加しました。
このほか、セガサミーグループ本社では上記イベントの開催期間に合わせ、グループ社員のLGBT+理解促進を目的として、社員食堂での特別メニュー提供やレインボーカラーの総合受付装飾を実施。また、グループ各社のホームページやSNS などのオウンドメディアに掲載する企業ロゴをレインボーカラーに変更し、LGBT+当事者ならびに支援者(アライ)の方々を応援しました。

Sega of America, Inc.およびSEGA Europe Limited.におけるLGBT+の取り組み

セガサミーグループは、世界中でLGBT+に関する理解を推進する活動を行っています。

Sega of America, Inc.は2023年、プライド関連イベントの運営を支援する団体であるOrange County Prideに寄付を行いました。また、6月のプライド月間の期間中、拠点があるカリフォルニア州オレンジ・カウンティで同団体が開催したレインボープライド・イベント「OCプライド」には従業員がパレードに参加したほか、セガブースではサングラスやステッカーなどレインボーカラーのグッズを無料配布しました。

SEGA Europe Limited.では、プライド月間の始まりにLGBT+当事者やコミュニティへの連帯を表すツイートを投稿し、X(旧Twitter)で430万ビューを獲得し、FacebookやInstagramなど他のSNSでのエンゲージメントを高めました。また、同社のSNSチームは、2年連続でライブ配信によるチャリティ・イベントを企画。配信者がストリーム上で様々なセガのゲームをプレイし、視聴者からの寄付を募るイベントを実施しました。このライブ配信による募金額は、1週間で総額12,588ポンド(約229万円)に達し、LGBT+当事者の人権のために国際的に活動する英国を拠点とする慈善団体Kaleidoscope Trustへ寄付しました。

 

 

アライ(ally)を示すレインボーストラップの配布

セガサミーグループでは、一人一人が生き生きと活躍できる場や機会を作り、その環境を整えることは、多様な人財の力を最大限引き出すために重要であると考えています。その想いを示す手段の一つとして、2021年から、LGBT+を理解・支援する人を意味する「アライ(ally)」に賛同する従業員に対し、グループ各社のロゴにレインボーカラーを施した特製ネックストラップの配布を2021年から開始しました。2023年4月現在、国内グループ企業で働く570名がストラップを着けて業務に従事しています。

多様な可能性を持つ人財が、性別にとらわれることなくキャリアを形成できる企業であるために、セガサミーグループはダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)の意識向上につながるこのような施策を、今後も継続的に行っていきます。

 

アライ表明賛同者に配布した特製ネックストラップ

 

WE-College(女性活躍推進施策)

セガサミーグループでは、誰もが活躍できる基盤を一層強固にすることを目指し、国内主要会社における人財戦略の一つとして「女性活躍(性別に関わらず誰でも活躍できる)」を掲げ、さまざまな取り組みを行っています。

採用や制度の充実に加えてこれらの取り組みを進めることで、2030年までに女性管理職比率を2倍程度まで引き上げることを目標としています。

 

 

2023年3月期の女性活躍推進実施施策

(1) 部長向けアンコンシャスバイアス研修

(2) 女性のキャリア形成サポート(妊娠・出産・復職サポート)

(3) タウンホールミーティング ~女性活躍~

(4) フェムテック・ウェルネス&キャリアセミナー

(5)若手女性社員向けキャリアワークショップ

 

■アンコンシャスバイアス研修

経営の根幹となるダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進をさらに進めるため、当グループでは、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)に関する、調査、分析やセミナーを実施しています。こうした活動を通して、社員自身が心の中にあるアンコンシャス・バイアスの存在に気づき、それをコントロールすることが、会社の成長につながるという共通認識を持ってもらうことを目指しています。グループ初の取り組みとして2021年10月に行われた「セガサミー・サステナブルウィークス」では、セガサミーホールディングス含むグループ会社9社の経営層を対象に、外部有識者と役員による講演会を実施いたしました。アンコンシャス・バイアスへの対処法や、参加者の事前調査から明らかになったグループ経営層のアンコンシャス・バイアスの傾向について理解を深めました。2022年はセガサミーホールディングスを含むグループ会社10社の部長職に、2023年には課長職にまで対象を拡大し、セミナーを実施しています。今後は、このような考えや取り組みを広くグループ内に浸透させることで、意識や風土の改革をさらに推進していきます。

 

 

■女性のキャリア形成のサポート(妊娠・出産・復職サポート)

「女性のキャリア形成サポート(妊娠・出産・復職サポート)」の具体例は、2022年9月に導入した「妊娠前のサポート(卵子凍結)」です。企業の導入実績が少ないサポートのため、社内外の注目を集めています。

「Grace Bank」-卵子凍結保管サービス グレイスバンク

この「妊娠前のサポート(卵子凍結)」は、自分のキャリアやライフスタイルを、若いうちからしっかり考えていく機会を提供するための施策と位置づけています。20代後半から30代前半のキャリア形成と出産との選択に迷う時期に、選択肢を一つ増やすことで、どちらも諦めないライフスタイルの提供や心理的負担を一つでも減らせる施策となることを目指しています。

「Grace Bank」を提供しているグレースグループのサービスを利用しており、以下の(1)~(3)を会社がサポートします。

(1) リテラシー向上のセミナー(ご自身の体を知る機会を設ける)

(2) 提携医療機関での検査

(3) 提携医療機関での採卵・卵子凍結

(4) 凍結卵子の保管

※(4)の保管にかかる費用は自己負担となります。

 

リテラシーセミナーは希望者全員が受講可能で、「Grace Bank」の利用は上司の許可なく申請が可能です。

新施策導入により、妊娠・出産・復職後と、体系立ったサポートプランの確立が可能となります。

「セガサミーグループが従業員の「卵子凍結」を支援する制度を導入 妊娠前のキャリア形成をサポートし、女性活躍を推進」

 

■タウンホールミーティング ~女性活躍~

セガサミーグループでは、経営層とグループ社員との対話を目的としたタウンホールミーティングを実施しています。2022年には、グループ社員一人一人が男女平等に対する意識を高め、グループの女性活躍施策に興味を持つことなどを目的とし、グループCEOと女性役員5名によるタウンホールミーティングを実施しました。当日はセンシティブな内容に配慮して匿名性を担保したQAツールを活用したこともあり、活発な意見や質問が飛び交うなど、経営層との円滑なコミュニケーションが実現しました。

 

■フェムテック・ウェルネス&キャリアセミナー

グループ女性社員を対象に、これまでタブー視される傾向が強かった女性特有の健康課題に向き合い、理解を深める場として、「新しい選択肢-フェムテック-から考える 女性のウェルネスとキャリア 」セミナーを実施しました。当日はビジネスの第一線で活躍されている外部講師3名と、当社役員を含めた4名によるパネルディスカッションを実施し、リアルな体験談やフェムテックを活用した健康課題解決のヒント等について議論されました。

 

 

■若手女性社員向けキャリアワークショップ

2023年3月期より、入社5年目相当の女性社員に向けたキャリアワークショップを実施しています。この研修は、セルフエフィカシー(自己効力感)の向上や、出産・育児などのさまざまなライフイベントを越えて活躍するためのマインドセット等、今後のキャリア形成について正しく新しい知識を学ぶ場と位置づけています。(※開催初年度対象者は主要3社、今後はグループ各社に対象拡大予定)

障がい者雇用の取り組み

障がいの有無に関わらず、個性を尊重し誰もが活躍できる職場の提供を目指し、2015年に特例子会社名「セガサミービジネスサポート」を設立しました。セガサミーグループの障がい者雇用率は、2023年3月現在 2.51%となっており、職域拡大と採用の推進とともに、仕事の質の向上を目指し、「障がい者雇用」を通して、セガサミーグループのDEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の促進と企業価値向上に取り組んでいます。

 

▼関連情報

セガサミーグループの障害者雇用を促進する特例子会社 セガサミービジネスサポート株式会社のご紹介 

セガサミービジネスサポート

 

さらにグループ各社の経営層を対象に、疑似体験を通じて合理的配慮について理解を深めることを目的とした、障がい者理解体験型ユニバーサルマナー研修を実施。50名が参加し座学を受けた後、車いす利用者、視覚障がい者、聴覚障がい者、高齢者の4つの当事者体験・サポート体験を行いました。2023年3月期では対象をグループ各社の人事担当者に拡大し、同内容を実施しました。

 

 

「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」への参加

セガサミーホールディングスは、「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」に、2021年からフェスティバルパートナー企業として参加しています。芸術祭では、障がいのあるアーティストが描くアートの魅力と価値を社会に伝える全国公募イベント、「アートパラ深川大賞」が開催されます。

まだ世の中に知られていないアーティストに光を当てる「アートパラ深川大賞」では、セガサミーホールディングスの執行役員が審査員として携わり、協賛企業賞として『セガサミーホールディングス賞』を選定、授与します。入選・入賞作品は、芸術祭開催期間中に深川エリアで展示され、多くの方にご覧いただいています。

セガサミーグループは、今後もエンタテインメントを通じてさまざまなステークホルダーとかかわり、よりよい形で共に生きていくための取り組みを積極的に展開していきます。

 

富岡八幡宮参道に設置された街なかアート

 

慶應義塾大学で特別講義を実施

セガサミーホールディングスおよびセガサミービジネスサポートは、2022年6月、慶應義塾大学商学部 中島隆信教授の「障害者雇用の現状と将来」の授業において、特別講義を行いました。この講義は全学部の1、2年生を対象に行われるもので、履修希望者数が年々増え続けている人気の授業です。今回の講義では、約400名の学生に向けて、セガサミーグループのサステナビリティや、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)における障がい者雇用と理解促進のための施策などについて紹介しました。

近年、SDGs達成のための教育の推進を目的に内外のニーズが一層高まり、大学では環境問題や障がい者支援など、サステナビリティに関する領域について学ぶ学生が増加しています。セガサミーグループは、次世代を担う学生の方々から共感され、社会に必要とされる存在となるべく、企業活動を通じ、サステナビリティへの取り組みを続けていきます。

 

講義の様子

 

視覚障がい者とダンスの新しい味わい方を探求

一般財団法人セガサミー文化芸術財団が運営する「Dance Base Yokohama (ダンスベースヨコハマ)」は、視覚障がい者とダンスの新しい味わい方を探求するプロジェクト「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ~視覚障がい者と味わうダンス観賞篇~」を2020年12月に実施しました。

就労支援事業所と連携し、ゴルフ場での就業体験を実施

北海道千歳市で「ザ・ノースカントリーゴルフクラブ」を運営するセガサミーゴルフエンタテインメントは、2022年より、就労継続支援B型事業所のサークルエイトと連携し、軽度の障がい者を対象に就業体験を実施しています。

ゴルフ練習場の目土業務や、クラブハウス周辺の雑草取り、ゴミ・枝木拾い業務などを行っていただく機会を提供し、一般社会での労働機会の創出や、自然の中での就労を通じた精神衛生面での支援、自己実現支援に寄与しています。

今後も、ゴルフ場におけるサステナビリティ推進活動と同時に、地域のみなさまとの連携による活動を、継続して行っていく予定です。

 

2022年6月に行われた業務の様子
シニアに対する取組み

セガサミーグループは、意欲、能力のある高齢者が、年齢に関係なく活躍できる生涯現役社会を実現するため、「定年後継続雇用制度」を設け、中高年社員が豊富な知見を活かして定年後も活躍できる場を提供することを推進しています。

継続雇用者の労働時間は「正社員就業規則」に準じますが、場合によっては働く時間や日数の希望を柔軟に考慮し、定年後の社員のライフスタイルに合わせてサポートできるようにしていきます。

定年到達者のうち、定年後も雇用継続している者の割合(人数)

セガサミーホールディングス:100%(3名)

セガ:91%(20名)

※期間:2020年4月~2022年12月

 

SPORTS DARTS PROJECT

『「ダーツ」を誰もが楽しめる「スポーツ」に。』を目標に掲げ、より多くの人にダーツをスポーツとして楽しんでもらい、人々の健康や地域の活性化などの社会課題解決に貢献するプロジェクトです。現在は主に、小中高生・高齢者・障がい者向けにダーツ体験会を実施。継続的に楽しんでいただけるよう、地域の身近な施設へダーツ導入を促進する活動をしています。

 

SPORTS DARTS PROJECTの様子

SPORTS DARTS PROJECT

人権の尊重

人種差別反対の意思表明

反人種差別運動「Black Lives Matter」が広がる中、Sega of America, Inc.のTwitterを通じて、2020年6月には黒人差別に反対する声明を発信。また、急増するアジア系の人々に対するヘイトクライムに対しては、2021年3月に、すべての人種差別や暴力の根絶を支持する旨のメッセージをSega of America, Inc.、セガサミーホールディングスより発信しました。

 

 

依存症・ゲーム障害への対応

遊技機事業における依存症対策

① 電話相談機関 「リカバリーサポート・ネットワーク」への支援

2003年のぱちんこ依存問題研究会の発足を契機に、のめり込みに関する対策を開始しました。2006年には、業界団体の支援によって「リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)」が設立され、啓発活動や電話相談などの幅広い取り組みを展開しています。

② パチンコ・パチスロ依存問題啓発週間の取り組み

毎年、5月14日から20日はパチンコ・パチスロ依存問題の啓発週間です。業界団体では、この啓発週間を中心に、問題についての理解を広げるためフォーラムを開催するほか、啓発週間をお知らせするポスターの掲示などの活動を行っています。当グループは、こうした取り組みに賛同し、業界の健全な発展に貢献していきます。

 

 

エンタテインメントコンテンツ事業におけるゲーム障害への対応

世界保健機関(WHO)年次総会(2019年5月)において、オンラインゲームやテレビゲームの過度なプレイによる、「ゲーム障害」が新たに疾患として認定されました。一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)のゲーム関連4団体では、ゲームプレイにより引き起こされる事象に関する調査・研究およびゲームの楽しみ方に関する啓発などを推進する4団体合同検討会を設置しました。

現在4団体合同検討会では、外部有識者の研究会と連携してゲーム障害についての調査研究を進めており、今後効果的な対策の検討なども進めます。当グループは、4団体合同検討会と連携しながら適切な対応を行っていきます。

安心・安全なIR施設運営に向けて(ギャンブル依存症についての産学共同研究)

セガサミーホールディングスと国立大学法人京都大学は、ギャンブリング行動の遷移に関するデータの収集と分析を通じて、ギャンブル依存症のプロセス研究※を産学共同で実施しています。本研究は、カジノ施設におけるプレイヤーのプレイデータを収集・分析することにより、人が危険な賭けに至る前の兆候を明らかにすることを目的として実施します。当グループでは本研究成果と結びつけることにより、依存症の兆候が見られるプレイヤーを早期に発見し、深刻化を未然に防ぐ仕組みの確立を目指します。あわせて施設利用時における自制・抑制を促す施設オペレーションを確立することで、啓発・予防から医療機関などによる治療との連携まで一貫した体系的なギャンブル依存症対策の構築を目指します。

本研究からは、ギャンブルに繰り返し興じることで、勝敗の結果によらず、賭け金を増やしていく傾向があること、またこの傾向は勝った後でより顕著であることが明らかとなりました。また、勝ちを重ねていくことで、リスキーな賭け方であっても、賭けに参加する割合が増えていくことも明らかとなりました。この論文は「International Gambling Studies」に掲載されました。

 

※本共同研究は、京都大学こころの未来研究センターにおいて、2017年12月から2026年3月まで実施予定。

製品/サービスの開発

顧客サポートの充実(「ぷよぷよeスポーツ」に、色覚多様性に対応した 「色ちょうせい」機能を追加)

今まで色の識別が難しく「ぷよぷよ」を敬遠していた方々に向けて、色覚多様性に対応した「色ちょうせい」機能を追加するアップデートを実施しました。本機能は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の監修を受け、「1型2色覚」「2型2色覚」「3型2色覚」など「3タイプの色覚」に対応し、「色のつよさ」も設定できるようにしたほか、「ぷよ」の落下中の点滅効果を削除、形状での判別がしやすいように、「ぷよ」の形状を16種類にまで増やしました。そのほか、オンライン対戦機能では、「3タイプの色覚」それぞれと「デフォルト」利用の方々が、個人の画面設定を使って対戦することもでき、多くの方々が一緒にプレイすることが可能になりました。

 

■ 「色覚多様性に対応した ぷよぷよ体験会」開催

CUDO主催「第47回CUD友の会」にて、「色覚多様性に対応したぷよぷよ体験会」を2021年2月20日にオンライン開催しました。「CUD友の会」は、色弱者・カラーユニバーサルデザインに関心のある方々の集まりです。

 

 

 

プログラミング教材「ぷよぷよプログラミング」の提供開始

株式会社セガとアシアル株式会社は、アシアルが提供するプログラミング学習環境『Monaca Education』において、セガが展開するアクションパズルゲーム『ぷよぷよ』のソースコードを使ってプログラミングを学習できる教材コンテンツ『ぷよぷよプログラミング』の提供を2020年6月26日に開始しました。なお、本コンテンツは無料でご利用いただくことができます。

このたび提供する教材コンテンツでは、HTML5やJavaScriptで記述されたソースコードを書き写す作業(写経)を通して、実際に『ぷよぷよ』のプレイ画面を確認しながらコーディングを行います。プログラミング初心者にとって書き写し(写経)は、コーディングに慣れる、間違いを自分で発見し修正する能力が身につく、そして完成させたという自信につながります。完成後は背景の「ぷよ」の色を変えたり、「ぷよ」の置ける数を増やすなど簡単な設定の変更など改編も可能。初級コースから中級・上級コースまでの難易度を用意しており、幅広い学習層に対してご活用いただけます。また、クラウド環境でOSに依存しないため、インターネット環境があれば自宅や教育機関、公共施設が保有する既存PCによる学習や指導が可能になっており、世界中で利用されるプログラミング言語を使い、エンジニアも開発を行う環境でプログラミング学習を行うことができます。

今回の取り組みでは、セガはコンテンツの企画制作と教育現場への支援を行い、アシアルでは『Monaca Education』への実装を含めサービスの運用などを担当します。プログラミングに精通した指導者がいなくても授業が実現できるように、本コンテンツを通じて小学校、中学校、高等学校、大学でのプログラミング教育を支援していきます。また、セガが開催するeスポーツ大会での訴求も行っていきます。

教材公式サイトへ

安心・安全な製品の品質管理

製品・サービスへの表示とラベリング  

エンタテインメントコンテンツ事業のコンシューマ分野では、家庭用ゲームソフトの製品パッケージや取扱説明書などに、お客さまに安心して製品やサービスをご利用いただけるよう、説明法規制や業界団体が定めるガイドライン・社内規程に準じて、わかりやすく適切に表示することを徹底しています。また、各種製品における利用対象範囲の明確化や倫理問題にも積極的に取り組んでおり、各国の倫理審査結果に従った表示を行っています。日本においては、CERO※ に基づく対象年齢表示に加え、独自の自主基準も表示しています。またCEROの審査を通じて得たノウハウを蓄積し、事例をもとにした9カテゴリー、26項目のガイドラインを策定しているほか、メールマガジンを通じて国内外の倫理的な表現問題に関する最新事例を随時発信することで、社員の意識向上を図っています。

 

■ CEROのレーティング制度に基づく年齢区分マーク

ゲームソフトの表現内容に基づき対象年齢などを表示することで、安心して購入し、楽しんでいただくことができます。国内で販売される業務用ゲームソフトを除く家庭用ゲームソフトなどが表示対象です。

 

※特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構の略称

 

 

品質保証体制

エンタテインメントコンテンツ事業のアミューズメント機器分野では、営業、開発などのラインから独立した立場のセガ品質保証部が、品質保証規程に基づいて製品やサービスの安全性と品質を一括して管理することで、体制の強化を図っています。特に製品の安全性については、自主基準ならびに業界団体のガイドラインに準拠し、安全管理を徹底しています。また、開発や生産、営業、品質管理などの各部門の関係者が集まり、製品仕様・設計仕様・量産仕様・量産判定の4つの観点で製品を評価するデザインレビューを実施しています。このほか、さまざまな安全管理手法を用いて製品のリスクを評価するPL診断も行っており、さらに出荷判定会議で出荷の最終的な判断を議論するなど、厳しい基準を満たした製品のみを市場にリリースしています。遊技機事業では、積極的な創意工夫と効果的に改善を行う品質保証活動により、安全で良質な製品やサービスを提供しています。また、人体の安全に関わる「重要不具合ゼロ」という目標も設定してい ます。

サミー生産統括本部品質保証部では、まず開発段階で「信頼性試験」を実施しますが、ここでは製品設計の妥当性確認のほか、振動・落下・静電気・温湿度試験を通じて顧客(ホール・ユーザー)が期待する信頼性を有しているかどうかを確認します。この後、生産移行品の受取・管理を経て、量産段階での品質監査までを一貫して実施しています。

 

 

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