Focus
Focus3|セガサミー・サステナブルウィークスの開催を通じて
セガサミーグループでは、役員・従業員のサステナブルな経営への理解促進に取り組んでいます。2021年10月には、グループ初の取り組みとして、 2週間にわたるイベント「セガサミー・サステナブルウィークス」を開催しました。
一人ひとりが多角的に考え、行動するきっかけに。
「セガサミー・サステナブルウィークス」は、役員、従業員含め、グループの全員が、サステナビリティについて多角的に考え行動するきっかけづくりを目的としたイベントです。期間中は、障がい者やLGBTQ+、環境、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンなどについて考える研修や講演会など、計17の催しを実施しました。
役員向け
- ● 障がい者理解体験型ユニバーサルマナー研修
- ● あなたにもある!?アンコンシャス・バイアス講習会
従業員向け
社内特別講義
- ● SDGs・ESG基礎研修
- ● サプライチェーン研修
- ● 育児休業と会社支援のあり方
- ● ハンディキャップ社員の活躍の場
- ● 経済法とわたしたちの事業の在り方講座
- ● これってハラスメント?
外部セミナー
- ● 朝日地球会議2021
- ● ダイバーシティカンファレンス「MASHING UP」参加者募集
外部講師講演
- ● 下請法実務対応セミナー
- ● 子どもと考えるLGBT+
- ● 障がい福祉キホンの「キ」&やっぱり気になる「親なきあと」
イベント
- ● 社員食堂 サステナブルフード「L’thical」(エルシカル)
- ● 視覚障がいのある若き演奏家たちによるパラコンサート
- ● 障がい者アート2021 Art of The Rough Diamonds
(ダイヤの原石たち)展 - ● アライストラッププレゼント
Case 1|役員向けの体験型講習でユニバーサルマナーを学習
役員を対象に、障がい者理解体験型ユニバーサルマナー研修を実施。50名が参加し、座学を受けた後、車いす利用者、視覚障がい者、聴覚障がい者、高齢者の4つの当事者体験・サポート体験を行いました。
また、株式会社チェンジウェーブの佐々木裕子社長をお招きし、「あなたにもある!?アンコンシャス・バイアス講演会」も実施。アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)への対処法や、事前調査から見えた当グループ経営層のアンコンシャス・バイアスの傾向について理解を深めました。
Case 2|講習・講演を通じてLGBT+やダイバーシティを学習
従業員に対してもさまざまな特別講義などを実施しました。たとえば「ハンディキャップ社員の活躍の場」と題した講義では、セガサミーグループで働くハンディキャップ社員へのインタビュー動画を通じて、業務上の障壁になっていることや、工夫していることなどを紹介。参加者からは、日ごろの業務では得られない気づきがあったなどの声が上がりました。
また、LGBTQ+やダイバーシティをテーマとした外部講演も実施。「LGBTQ+を理解・支援する人」を指すアライ(ally)への賛同を表明した全員に特製ストラップを配布し、意識向上につなげました。
Case 3|「食」を通して環境問題を意識
「セガサミー・サステナブルウィークス」期間中、セガサミーグループ本社の社員食堂では、サステナブルなフードブランド「L’thical」(エルシカル)のメニューを提供。身近な「食」をテーマに、社会問題や環境問題について思いをはせる機会としました。本ブランドは給食委託企業である株式会社LEOC が手がけるもので、生産に多くの水やエネルギーを必要とする肉に代わって植物性のたんぱく源を用いるなど、社会・環境に配慮したメニューが揃っています。