個人投資家のみなさまへ
SS通信(株主通信)

2026年3月期 夏号
(2024年10月1日~2025年3月31日 / 発行日: 2025年7月22日)
「SS通信(セガサミー通信)」について:
株主・個人投資家を含むすべての皆様にセガサミーの情報をわかりやすくお届けするため、これまで株主通信としてお届けしていたコンテンツを本ページに移動して、情報を集約しました。これに伴い名称を「SS通信(セガサミー通信)」と改め、さらに内容を充実させていきます。特集記事は、本サイト内「感動体験レポート」ページにて、引き続きお届けします。

里見 治紀
業績報告・業績ハイライト
2025年3月期通期の業績についてご報告いたします。以下ページをご参照ください。
最新トピックス
最新トピックス(2025年8月8日更新)
Nintendo Switch™ 2に複数タイトル投入、IPのマルチプラットフォーム展開を加速(2025年8月6日更新)
当社グループ会社であるセガは、2025年6月に任天堂の新型ゲーム機Nintendo Switch™ 2(以下、Switch2)向けに、人気タイトルを複数発売しました。
6月5日には『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』、『龍が如く0 誓いの場所 Director‘s Cut』、『ぷよぷよ™テトリス®2S』の3タイトル、6月19日にはアトラスより『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』が発売され、合計4タイトルがSwitch2でお楽しみいただけるようになりました。

『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』は、セガの人気キャラクター「ソニック」と「シャドウ」が共演するハイスピードアクションアドベンチャーで、様々なステージのスピードランをクラシックソニックとモダンソニックで楽しめる『ソニック ジェネレーションズ』と、ダークヒーロー・シャドウが縦横無尽に駆け抜ける『シャドウ ジェネレーションズ』がセットになったタイトルです。2024年10月に発売後、全世界累計販売本数200万本を突破するなど、好評を博している本タイトルを、Nintendo Switch™よりも強化され美麗になったグラフィックでお楽しみいただけます。

『龍が如く0 誓いの場所 Director‘s Cut』は、シリーズ屈指の人気作『龍が如く0 誓いの場所』に当時未収録となった重要人物たちのシーンを新たに収録した他、シリーズ初となるオンラインマルチバトル「カチコミオンラインバトル」を追加した内容になっています。1988年の東京・神室町と大阪・蒼天堀を舞台に、桐生一馬、真島吾朗という2人の主人公が織りなす重厚なストーリーと多彩なバトルアクションが楽しめます。

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『ぷよぷよ™テトリス®2S』は、国民的、世界的に人気のアクションパズルゲームの定番「ぷよぷよ™」と「テトリス®」が融合した人気シリーズの最新作です。『ぷよぷよ™テトリス®2』に新モード「いっしょにぷよテト」を追加し、Switch2ならではの新機能「マウス操作」や「カメラプレイ」、「おすそわけ通信」にも対応するなど、前作を楽しんでいただいたユーザーにもお楽しみいただける内容となっています。

『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』は、2006年に発売されたアトラスの人気タイトル『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』をHDリマスター化し、Switch2を含むマルチプラットフォーム対応で復活させたタイトルです。架空の大正時代を舞台に、悪魔召喚士・葛葉ライドウの活躍を描く本作は、好評を博した物語やキャラクターはそのままに、グラフィックやゲーム性を向上させ、より快適にプレイできるようになりました。当時からのファンの方はもちろん、本作が初プレイとなる方もお楽しみいただけます。
この多彩な4タイトルに加え、今後は『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』『ツーポイントミュージアム』『ソニックレーシング クロスワールド』『龍が如く 極』、そしてアトラスから『ペルソナ3 リロード』のSwitch 2対応と、『龍が如く 極2』をSwitch2向けに発売することも発表しております。
セガは今後も主要IPをはじめとしたIPのマルチプラットフォーム展開を加速させ、多様なユーザー層に向けて魅力的なコンテンツを提供することで、自社IPの価値最大化とさらなる成長を目指してまいります。
パチスロ新筐体(分離筐体)で業界に新たな活力を(2025年8月8日更新)
当社グループ会社であるサミーは、2026年3月期より、パチスロの新筐体を市場に投入します。この新筐体は、リールユニットと筐体ユニットを分離した構造を採用し、リールユニットを交換することで新機種への入れ替えが可能となる、画期的なパチスロ筐体です。
近年、遊技機市場の縮小に伴い、メーカー各社の遊技機販売台数は減少傾向にあります。一方で、製品の映像クオリティやハード面の品質は着実に向上し続けており、それに伴い開発費や原材料費も増加しています。こうした環境下で収益を確保するため、メーカーは新台の販売価格を引き上げざるを得ず、その結果、パチンコホールの新台導入コストも上昇しています。パチンコホールは増加したコストを補うため、ユーザーへの還元率を引き下げる傾向にあり、“勝ち”体験の減少したユーザーの離脱が進行しています。これにより、遊技人口の減少と市場のさらなる縮小が加速するという、負のスパイラルが生じています。
こうした状況のなかで、サミー、遊技機業界、そしてユーザーが今後も長年にわたって共存共栄できる環境の構築が、重要な課題であると考えています。その課題の解決に向けた取り組みの一つとして、パチスロ新筐体を開発しました。

©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983, ©COAMIX 2007 ©Sammy
新筐体は、初期導入時は従来通り筐体全体の購入が必要ですが、以降は一部の交換のみで済むため、パチンコホールの新台入替コストや輸送コスト、そして入替時の作業負担を大幅に軽減できます。また、メーカーとしても、従前の台あたりの粗利水準の確保が可能となっています。
新筐体が十分に普及していくにつれ、パチンコホールが従来よりもコストを抑えて新台を導入できるようになり、ユーザー還元率の増加により遊びやすい営業環境が作られることで、遊技人口の拡大や、既存ユーザーの満足度向上にもつながると考えています。
サミーは、新筐体の開発・導入をはじめとしたさまざまな取り組みを通じて、業界全体の活性化を目指しています。また、業界の持続的な発展に貢献することが、サミーの企業価値の向上にも結び付くものと考えています。今後も、パチンコホールやユーザーの皆さまの声に耳を傾けながら、より良い製品・サービスの提供に努めてまいります。