コラム
「選手、指導者を繋ぐ架け橋」目指し U15バスケイベントレポート
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2023年1月5日~7日にかけて、
「U15 BASKETBALL CLASSIC 2023 Supported by SEGA SAMMY」が東京・有明スポーツセンターと千葉・日立柏体育館で開催されました。
本日は、セガサミーグループが冠協賛を務めた本大会の様子をレポートします。

「U15 BASKETBALL CLASSIC」とは
全国各地で活動する中学校部活動、U15世代のクラブチームやBユースを招いて行う交流戦で、ジュニア世代の選手のレベルアップに向けた機会を創出すると共に、チーム・選手・コーチの交流の場をめざしています。
この度、「感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~」をグループミッションに掲げるセガサミーグループは本大会の目的に賛同し、協賛企業として2023年大会を支援しました。
大会の様子
3年目にして過去最多となる16チームが出場した本大会。
我々が取材に訪れた初日の東京・有明スポーツセンターでも多くのU15世代の選手たちが訪れ、早速熱戦を繰り広げていました。

この大会を主催したU15 BASKETBALL CLASSIC実行委員会の松岡さんにお話を伺いました。

- ―大会が開催3年目を迎えました。
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松岡:過去2年間は10チーム前後のチームに参加していただいていました。
3年目はもっと多くのチームに参加してもらい、各チーム同士がさらに交流を図れるイベントにしたいと思っていました。
- ―参加チームからはどんな声が聞かれますか?
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松岡:普段は出会わないチームとたくさん試合ができることに対して、上々の評価をいただいています。
U15世代のバスケットボールでは、「Bユース」「部活動」「クラブチーム」と大きく分けて3つのカテゴリーがありますが、カテゴリーが違うチーム同士は(地域差もありますが)公式戦などで対戦する機会が多くありません。何より違う地域やカテゴリーの指導者の方々と話す機会が本当に少ないんです。
3つのカテゴリーのチームが入り混じって1日に何度も試合をするこの大会は、ありがたいことに口コミでどんどん広まっていき、ここで初めて出会う選手、指導者の方もたくさんいらっしゃいます。
指導者同士が「普段はこんな活動をしている」など、カテゴリーを跨いだ情報交換ができる場にもなっているので「ありがたい」と言っていただけているのだと感じています。

当日は、参加した選手たちにもお話を伺うことができました。

- ―今回、唯一の部活動チームでの参加となっています。
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高松:クラブチームと当たるのは年1回くらいしかないので貴重な経験が出来ました。部活動同士でやるよりレベルが高いです。
- ―チームにとってプラスになった部分は?
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高松:相手はオフェンス、ディフェンスともに上手いので、自分たちの甘さに気付くことができました。
色々なチームと試合ができて、とにかく楽しいです。また来たいです。

- ―はるばる北海道からの参加です。普段は遠征しての練習試合などは?
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木村:北海道は本州から離れていて普段は遠征も少ないです。
そのため色々な都道府県のチームと、しかも1日何度も試合ができるのは本当にありがたいです。
- ―プロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」傘下のBユースチームですが、他カテゴリーのチームからはどんなことを学べましたか?
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木村:他のチームの試合の入り方や空気感など、見習わなければならないところは本当にたくさんありました。
何より、3つのカテゴリーが入り交じって試合ができることは本当に滅多にないことです。
コロナ禍が明けたら試合だけじゃなく、もっと選手同士で話して仲良くなりたいです。
3年目を迎えた今大会。選手たちにお話を伺う中で、彼らにとっても「成長に繋がる場」として人気が高まってきていることを実感しました。

- ―今後のイベントの展望を教えてください。
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松岡:さらに参加チームを増やしていきたいですし、将来的には小学生、高校生とすそ野を広げていきたいですね。
東京は普段、大きな大会もよく開かれていますし、一番人が集まりやすいと思っています。
そんな東京だからこそできるイベントとして、より良い交流の場を目指していきます。
- ―試合以外での交流を望む声もありました。
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松岡:コロナ禍が明けたら、試合以外での交流の時間を増やしたり、プロリーグ観戦を企画したりするなど、「バスケ」を軸にイベントを膨らませていきたいですね。
何より、我々が「Bユース」「部活動」「クラブチーム」と異なる3つのカテゴリーを繋ぐ「架け橋」になれれば、嬉しいです。
セガサミーグループは、今後もスポーツを通じた感動体験の創造に繋がる活動を積極的に支援してまいります。