コラム
サンロッカーズ渋谷が有明コロシアムで『春祭り』を開催!バスケだけじゃないエンタメ空間に
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2025年4月1日
サンロッカーズ渋谷が有明コロシアムでホームゲームを開催する『ARIAKE SERIES』では、手に汗握るバスケットボールの試合と、ファンを楽しませる取り組みが数多く行われてきました。3月22日(土)、23日(日)に島根スサノオマジックを迎えて実施された今シーズン第2弾となるARIAKE SERIESは『サンロッカーズ春祭り』と題して、会場をエンタテインメントで1日楽しめる空間に!サンロッカーズ渋谷が提供した新たな観戦体験をレポートします。

試合前から楽しめる企画が盛りだくさん
春を存分に感じさせる陽気の中、3月22日に今シーズン第2弾となるARIAKE SERIESが幕を開けました。今回は『サンロッカーズ春祭り』と題して、様々なイベントが企画され、訪れたファンが試合前から楽しむことができる取り組みが至るところで行われていました。
まず、入場口を通って目に飛び込んでくるのは、グルメとアトラクションの数々です。約20台のキッチンカーが並んだほか、今回はテーブルとイスを設置した飲食スペースが設けられました。気持ちの良い青空の下、家族連れや友人同士で会話をしながら食事が進みます。


飲食スペースの周りには様々なアトラクションが設置されました。縁日コーナーでは、射的、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくいが軒を連ね、カーニバルゲームコーナーでは景品として『サンディーもちもちマスコットクッション』がもらえる、輪投げなどのゲームを設置。訪れた皆さんが熱中しました。セガの人気キャラクター・ソニック・ザ・ヘッジホッグがデザインされた『ふわふわめいろ』にも、多くのキッズが挑戦をしていました。



加えて、22日のお昼頃にはサンロッカーズ渋谷のマスコットキャラクター・サンディーが選挙カーに姿を現しました。これは、今シーズンのB.LEAGUEで最も活躍したマスコットキャラクターを決める『B.LEAGUE MASCOT OF THE YEAR 2024-25』に向けた活動の一環で、ファンの皆さんに投票をお願いする場面でした。「今年は1位しか狙いません」と宣言し、並々ならぬ気合いをみせたサンディーに、多くのファンの方が1票を投じてくれたことでしょう!※
※【今年は1位しか取りません!】「B.LEAGUE MASCOT OF THE YEAR 2024-25」のお知らせ(リンクは外部サイト/サンロッカーズ渋谷公式ホームぺージ)


セガサミーグループエンタメブースが登場!
アリーナ内は総合エンタテインメント企業であるセガサミーグループが総力を挙げた取り組みを行いました。ソニック・ザ・ヘッジ・ホッグやチームソニックなどの仲間たち(ナックルズ、テイルス、エミー)、そしてシャドウや『ぷよぷよ』のキャラクターであるカーバンクルなどセガの人気キャラクターが有明コロシアムに大集結。これだけのキャラクターがそろうのは稀なことです。


さらに、東口ロビーには目玉企画となる『セガサミーグループエンタメブース』を展開。セガキャラクターのお面やサンバイザーも配布し、来場者はゲームやダーツなど様々なエンタメを楽しまれました。
ゲームプレイ体験コーナーでは、『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』など話題の4タイトルがプレイできる8台のモニターとゲーム機を設置。ゲームを体験された方にはゲームタイトルにちなんだオリジナルグッズ(メッシュトートバッグやフェイスタオルなど)も配られ、良いお土産になったことでしょう。


さらに、スマートフォンやパソコンを介してオンラインで遊べる『セガUFOキャッチャーオンライン』も会場に特別出展。見事に景品をキャッチされた方には、その場でサンディーハンドインクッションがプレゼントされ、歓声があがりました。


ダーツライブの最新機種『ダーツライブ3』もサンロッカーズ渋谷仕様になって会場に設置され、サンロッカーズ渋谷ファンだけでなく、アウェーから訪れた島根スサノオマジックファンも楽しまれたようでした。


9,054人の大観衆 ベンドラメ選手が活躍!
試合開始前には、世界40か国で公演を行うプロ和太鼓集団『彩』(さい)によるパフォーマンスが行われ、力強い太鼓の音色が会場のボルテージを高めました。
試合も熱い戦いとなりました。中地区5位(3/22現在)のサンロッカーズ渋谷にとって、西地区2位の島根スサノオマジックは難敵です。両チームともチャンピオンシップ進出のためにも負けられません。


試合の立ち上がりには、昨シーズンまで4シーズンにわたってサンロッカーズ渋谷に在籍し、現在は島根スサノオマジックで活躍する#14 ジェームズ・マイケル・マカドゥ選手らの攻撃で先制を許しますが、それでもサンロッカーズ渋谷は、#8 ジョシュ・ホーキンソン選手のブロックや#21 ケビン・ジョーンズ選手のシュートが炸裂して一時逆転。その後、37-37の同点で試合を折り返します。


ハーフタイムでは、ダンスや演技などのエンタテイナーを育成するスクール『EXPG STUDIO TOKYO』の学生たちによるパフォーマンスが、ARIAKE SERIESに花を添えました。スクールの卒業生の中にはDリーグに参戦するプロダンサーもおり、言わばスターの原石たちです。練習を重ねたダンスや、サンロッカーズ渋谷のフラッグを使ったパフォーマンスも披露しました。


試合はいよいよ後半へ。流れをつかんだのは、サンロッカーズ渋谷でした。3クォーターの立ち上がりには#5 アンソニー・クレモンズ選手が好守を発揮し、ベンドラメ選手が連続得点をマークするなど、攻防両面でチームがかみ合います。一時は、リードを2桁差へと広げる時間帯を作り、58-51で最終の4クォーターへ。

最終クォーターもベンドラメ選手がチームをけん引するように、立ち上がりから2本の3ポイントシュートを決め、#13 田中大貴選手も得点や好アシストを記録。終盤、島根に点差を詰められる場面もありましたが、固いディフェンスで相手の反撃を絶ち69-65で逃げ切り、勝利。集まった9,054人の大観衆から拍手が沸き起こりました。


エンタメとバスケの融合空間
試合後、記者会見にはこの日チーム最多の19得点を挙げた主将のベンドラメ礼生選手が登場。会場イベントもパワーアップした今シーズン第2弾目のARIAKE SERIESで勝利を挙げられたことについて、「フロントスタッフをはじめ、組織の努力の成果だと思うし、そういう環境でプレーできることはプロ選手として幸せなことです。」とコメント。
また、この日のARIAKE SERIESはサンロッカーズ渋谷とセガサミーグループをはじめ多くの協力によってエンタメにあふれた会場となり、ARIAKE SERIES初の週末開催ということも相まって子どもたちも多く訪れました。ベンドラメ選手も「ゲームなどのエンタテインメントとバスケットボールは相性が良いと思っています」と話し、子どもたちに向けて「(僕らは)遊園地やディズニーランドのような感じではないけれど、それぐらい楽しい空間を作れると思うんです。そういった空間を子どもたちが体験することで『楽しい!』と感じたり『こういう環境で仕事をしてみたい』と思ってくれたり、色々な発見があると思います。僕ら選手はコートで素晴らしい技術を披露し、会場ではエンタメ企業グループに所属するチームならではの催しも楽しんでもらえるよう、関係者が一丸となってまた来たいと思える空間を一緒に作っていきたいです」というメッセージを残しました。

チームは、島根スサノオマジックとの2連戦となった23日の試合を61-85で落とし連勝とはなりませんでしたが、2日間で18,000人以上のお客様にご来場いただきました。ARIAKE SERIESはクラブにとって毎回大きな挑戦になりますが、積み重ねた経験が、さらなる魅力溢れる興行につながっていくはずです。セガサミーグループの一員として、ミッション/パーパスである『感動体験を創造し続ける ~社会をもっと元気に、カラフルに。~』を体現するべく、サンロッカーズ渋谷はこれからもコート内外で進化を続けていきます。
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