トップメッセージ

成長事業への重点投資と未来を担う事業の育成

代表取締役会長グループCEO 里見 治

セガサミーグループの収益の柱である遊技機事業は、グループの利益の大半を稼ぎ出す事業であることに変わりはありませんが、遊技人口の減少に伴う市場規模の縮小や、相次ぐ自主規制等により先行きが楽観視できない状況にあります。エンタテインメントコンテンツ事業のアミューズメント機器分野、アミューズメント施設分野等も同様に、市場規模の大きな伸びは期待できません。

これらの事業においては大きな売上成長を前提とはせず、事業構造の効率化を徹底し、利益率の改善および安定的な利益創出に軸足を置いていく考えです。遊技機事業は、メーカー間での優勝劣敗が一層、鮮明化していくと予想される中、生存競争を確実に勝ち抜いていく考えです。パッケージゲーム分野、アミューズメント機器分野、アミューズメント施設分野は、収益構造の強化が着実に進展しています。引き続き手綱を緩めることなく改革を継続し、安定的な収益の創出を目指します。

これら基盤事業で得たキャッシュの優先的な投下によって、「成長事業」と位置付ける事業を徹底的に伸ばしていく考えです。まずはデジタルゲーム分野を中期的なドライバーとして伸ばしていき、先行投資段階にあるリゾート事業を長期的なけん引役にしていく考えです。中でも大きな柱と位置付けているのが、国内IR(統合型リゾート)です。その実現に向けた準備として、「フェニックス・シーガイア・リゾート」のほか韓国PARADISE GROUPとの合弁を通じて、IR(統合型リゾート)の運営ノウハウの蓄積を進めています。

2004年10月の経営統合から13年、幾多の厳しい局面を乗り越えるために事業構造の変革を続けてきた当グループは、いよいよ「利益成長」を強く志向するステージに踏み出していきます。戦略の確実な遂行と、その先に見据える長期持続的な企業価値向上を実現し、すべてのステークホルダーの皆様のご期待にお応えしてまいります。引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。


「感動体験」の創造に向けて

代表取締役社長グループCOO 里見 治紀

私は、当グループには解決すべき重要な課題があると認識しています。

セガサミーホールディングス(株)は、2004年10月の経営統合からこれまで、厳しい事業環境を乗り越え、各事業会社もそれぞれの事業領域で一定の存在感を発揮してきました。一方、サミー(株)、セガグループ及びその他の事業会社の社員は、それぞれの事業会社に対する思い入れは強いものの、残念ながら「セガサミーグループ」全体では、価値観を十分に共有できていませんでした。成長軌道への回帰を確かなものにしていくためには、全グループ社員の心を一つに束ねなければなりません。こうした強い課題認識のもと、私は「Road to 2020」(2018年3月期~2020年3月期)を、不変の価値観でありDNAであるValue(価値観・DNA)、Mission(存在意義)、Vision(ありたい姿)、Goal(具体的目標)等で構成される「ミッションピラミッド」に落とし込み、戦略と並行して意識改革も推し進めることとしました。

「Road to 2020」では、最終年度である2020年3月期に、連結営業利益率15%、ROA 5%の達成を目指すこととしています。

当グループの長期構想のもと、「基盤事業」で安定収益を生み出しながら、デジタルゲーム分野の強化を進め、同分野の全社売上高、営業利益に占める比率を高めていきます。遊技機事業は3年目に利益面で大きく飛躍するロードマップを描きます。一見、挑戦的な目標に映るかもしれませんが、収益構造の強化が進んでいる上に、ラインナップ編成をはじめ、長期的な視座ですでに様々な手を打っており、2020年3月期の「ジャンプ」を実現していきます。

2018年の働き方改革を目的としたグループオフィスの集約は、効率的なグループ経営、事業間の連携やシナジー効果の創出、人財交流の促進を目的としています。グループへの帰属意識を、これまで以上に高めることも重要な目的です。

「感動体験」の創造を追求する一人ひとりが結束し、「Road to 2020」の達成に向け、力強く前進していくセガサミーグループにご期待ください。

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