コラム
Mリーグ連覇へ!セガサミーフェニックス・新たなシーズンへの想い
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2025年9月17日
「Mリーグ2024-25」で創設7年目にして悲願の初優勝を果たしたプロ麻雀チーム・セガサミーフェニックス。2025年9月8日、セガサミーグループ本社内「TUNNEL TOKYO」で有観客のファンミーティングイベントを開催し、ファンの皆さまとともに、9月15日に開幕した「Mリーグ 2025-26」への気持ちを高めました。
今回はイベントの模様と、選手たちへの開幕直前インタビューをお届けします!

9月15日より始まった新たなシーズンへ向け、チームとファンの皆さま「wingth」との絆をさらに深めるこちらのイベント。当日はファンやパートナー企業の皆さまなど、140人以上が来場されました。二部制で行われ、MCはセガサミーフェニックスのパブリックビューイングでもおなじみ、Mリーグレギュラー解説の河野直也プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会所属)が務めました。

河野プロの呼び込みによって、茅森早香・醍醐大・竹内元太・浅井堂岐の4選手が登場すると、会場は大きな拍手に包まれました。まずはファンの皆さまの前でトークが繰り広げられます。今シーズンから選手兼任監督となった茅森さんは選手起用方針について聞かれ、「みんなと相談しながら決めます」と、すでに“茅森監督らしさ”を発揮しはじめていました。

ユニフォーム紹介では、今シーズン着用する新ユニフォームを360度お披露目。パートナー企業様のロゴとともに、Mリーグ優勝の証しである『黄金のフェニックス』が左袖に刻まれています!



その後はパートナー企業様からの温かいご声援、心躍る新グッズ紹介が続きます。第2部には参加者から選手への質問コーナーなどもあり、選手の素顔が垣間見えるやりとりも。およそ2時間のイベントは、選手とwingthの皆さまによる和やかな雰囲気の中で進行され、それぞれが新たなシーズンに向けて気持ちを整えた様子でした。

セガサミーフェニックス4選手 初戦直前・特別インタビュー
Mリーグ 2025-26での初戦を目前に控える4選手に、新たなシーズンへの意気込みなどを伺いました。

- -茅森選手は選手兼任監督という形で今シーズンに臨むことになりました
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茅森
昨シーズンはレギュラーシーズンの成績がよくなかったので、そこをプラスにして、セミファイナル・ファイナルと進みたいです。あとは、個人賞を何かしら取りたいと思っています。監督としては、みんなと話し合いながら、全員が納得できるような登板を決めていければと思います。

- -醍醐選手は昨シーズンのMVP選手ということで、今シーズンはまわりからのマークも厳しくなると思いますが、いかがでしょうか
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醍醐
どれくらい勝つかはやってみないと分かりませんが、まずはレギュラーシーズンを突破して、チームとしてファイナルに残りたいと思っています。

- -浅井選手は昨シーズン、個人として悔しい思いをしたと思います。リベンジへの思いをお聞かせください
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浅井
序盤で勝つとその後も勝ち続けられるイメージがあるので、まずはとにかく序盤を大切にしたいですね。個人としては、とにかく1ポイントでも加点できる選択をすることだと思います。加入1年目の昨シーズンは様々なことがありましたが、その経験がこの先に活きると思っていますし、いつかそういうことを本にして出版したいです。
醍醐
どういうこと?(笑)
浅井
僕、麻雀の戦術本じゃなくて、生き方とか人生についての本を出したいんですよ。僕がどうやってMリーガーになったとか、あの時の想いは、とか。本が出るときは、茅森さんに帯を書いてもらいます(笑)

- -竹内選手は加入1年目の昨シーズン、個人でも結果を残し、かなり充実したシーズンだったのではと思います
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竹内
ある程度結果は残せましたが、思っていた以上に不規則な生活に疲労を感じることもありました。もう少し余裕を持ったスケジュールを組み、試合に影響がでないような生活をしたいと思います。見えないところでダメージが溜まっていたのか、昨シーズンは目の不調なども出てしまったため、そういうことがないようにシーズンを通して気をつけていきたいです。

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茅森
私は最初からスケジュールを入れすぎないようにしていました。本当にそれは大事だなと思います。
竹内
初年度って、いただいた仕事を断れなかったりするんですよね。断る勇気を持たないと、とは思います。
浅井
僕もそうでした。昨シーズンの最初に醍醐さんから言われていたんですが、結構仕事を入れてしまっていました。実際、対局前日を完全オフにしてみたら集中力などの質が違ったので、今シーズンは休むこともテーマにしています。
竹内
Mリーグって、試合が19時からじゃないですか。普段は晩ご飯を食べて、寝る時間ですからね。
醍醐
寝るには早いんじゃない?(笑)

- -今シーズンは試合数やルールの変更もあります。レギュラーシーズンだけでも120試合を予定しており、昨シーズンの96試合より試合数も大きく増えますね。また、2卓同時開催方式が採用されるということで、同日同時間帯に試合をするチーム数が増えるなか、どれだけ注目されるチームになれるのかも、より大事になるシーズンなのではと思いますがいかがですか
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醍醐
始まってみないと分からないですけど、2卓同時開催になったとしても僕ら選手には特に影響はないと思います。wingthの皆さんは、もちろんセガサミーフェニックスの試合を見てくださると思っています!
竹内
誠一さん(近藤誠一前監督)がいなくなりましたが、誠一さんはめちゃくちゃ人気があったので、自分たちでどうにかしないといけないな、と思っています。Mリーグの試合が2つのチャンネルで放送されるときに、セガサミーフェニックスの試合を見てくれる人が増えるよう、感動的なアガリをしたいです。
醍醐
昨シーズン優勝し、今シーズンもポイントを持ち、「セガサミーフェニックス、やっぱり強いな」と思っていただければ、勝手に人気もついてくると思っています。だからこそ、今シーズンは負けたくないなと思います。
- -今シーズンから新チーム「アースジェッツ」が加わり、合計9人の選手がMリーグへ新たに参戦しました。チーム数も増えて、相手選手もガラッと変わります
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茅森
私は、特に意識はしていないですね。
竹内
僕は意識します。「なんかやりづらいな」というタイプや「やりやすいな」と感じるタイプはいるので、そういう相性を早めに掴んで、それこそ茅森監督に希望を伝えたいと思っています。麻雀的に合う人・合わない人っていると思うんですよね。
醍醐
僕は対戦相手については特に気にしませんが、席は気にしますね。北家はちょっと嫌だなと思っていて、結局昨シーズンは1回も座りませんでした。
茅森
もともと私はそういうのを気にしなかったのですが、試合結果のデータを分析すると色々見えてきた部分もあったので、時にはそれに従ってみようかなと思いますね。
竹内
僕は、どこの場所がダメとかっていう苦手意識はないです。
醍醐
相性はたまたまな部分もありますね。せめて100戦以上対戦しないとデータとして十分ではないと個人的には思います。
竹内
僕は気分よく打てた方がいい派です。
浅井
過去に自分が勝っている相手のほうが、気分的には「この選手には勝っているぞ」と、どっしり構えられる気がします。
竹内
そうそう、そのメンタルが大事かなと思います。「今日も勝てるぞ!」って。

- -セガサミーグループでは、「感動体験を創造し続ける。〜社会をもっと元気にカラフルに〜」というGroup Mission/Purposeを掲げていますが、昨シーズンはそれを最も実現できた年だったのではないかと思います。今シーズンの意気込みは?
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茅森
そうですね。今まで連覇したチームはないので、今シーズンでは連覇を成し遂げたいです。先ほども言った「個人賞を取る」という部分では、2025-26シーズンより新設される「最多勝」をセガサミーフェニックスの誰かが取れればいいなと思います。セガサミーフェニックスはこれまでにあった「個人賞」を全部取ったことがある唯一のチームなので。(※初年度だけ設けられていた「平均打点」のタイトルは茅森選手が獲得)
醍醐
昨シーズンでは「泣きました」とたくさんお声掛けいただきました。多くの方が泣いてくれたのは、ファンの皆さまが応援してくださる中で、一生懸命麻雀を打った結果だと思うんですよね。ですので今後も一生懸命打っていって、結果としてそういう局面を作れたらいいなと思います。
- -醍醐選手は加入初年度の不調を経て、昨シーズンの大躍進がありました。「今度は浅井選手の番だ」と期待されているファンの方も多いのではないでしょうか
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浅井
そうなったら一番盛り上がりそうですよね。ただ、あまり気負わずにやっていこうと思います。
- -竹内選手はいかがですか
-
竹内
僕はアガリで誰かを感動させるタイプではないので、みんなが感動体験を創造する場所まで連れていければと思います。なので、僕はレギュラーシーズンで頑張ります(笑) 個人タイトル(MVP・最高打点・4着回避率・最多勝)も、獲れそうなのは4着回避率だけだと思うので、他をみんなに獲ってもらえるよう、自分は安定した成績を残せればと思います。
- -最後に、今シーズンに向けてのメッセージをいただけますか
-
茅森
皆さまに感動してもらえるようなチーム作りや麻雀で、連覇をしたいと思います。
醍醐
どうしても連覇をしたいので、まずはレギュラーシーズンを突破してファイナルに行けるように頑張ります。
浅井
まずはレギュラーシーズン突破が前提です。周りを黙らせるぐらいの内容を見せられたら一番いいなと思います。
竹内
どんな結果になるか分からないですけど、試合をご視聴いただく方、パートナー企業の方々やセガサミーグループ社員の方、そしてwingthの皆さまにシーズンを通して見てもらい、「セガサミーフェニックスを応援していてよかった」と思ってもらえるようなシーズンにしたいですね。
Mリーグ史上初の連覇を目指して。今シーズンも、セガサミーフェニックスの熱き戦いにご期待ください。
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