コラム
ぱちんこ・パチスロがスポーツに!?サミー『P-SPORTS』の魅力に迫る!
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2024年4月23日
ぱちんこ・パチスロメーカーのサミー株式会社(セガサミーグループ)と株式会社ユニバーサルエンターテインメントは3月17日、『ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2024』を共同開催しました。コロナ禍による中止などを挟んで、業界最大級のファンイベントが約6年ぶりに"完全復活"!最新技術や未公開タイトルがお披露目されたほか、バラエティに富んだステージや体験ブースなどファンにはたまらない一日となりました。今回は、その中でもメインイベントであったP-SPORTS、“北斗の拳 天運勝舞”と“超ディスクアッパー選手権2024決勝大会”の盛り上がりをレポートします。
P-SPORTSとは
ぱちんこ・パチスロの更なる発展を目指し、遊技におけるスキル(技術)を「スポーツ」として捉えるべくサミーが考案。目押し力*、運、団結力など様々なコンセプトを基に競い合い、遊技機を「娯楽」から「競技」へと昇華させた『今までにない新しい競技カルチャー』。
*パチスロ用語。特定の図柄を狙い、回転しているリール(図柄がプリントされた部分)をタイミングを合わせ停止させること。
初開催!「運」を競う北斗の拳 天運勝舞!
今大会では、『運』を競う”北斗の拳 天運勝舞”が初開催されました!
競技内容は、”人と運を競い合う”こと。ルールはとてもシンプルです。
予選はタイムアタックルール。筐体下部にある回転体に球が入るとラオウを攻撃でき、通過する穴によって攻撃の強さ(弱、中、強)が変化、最速でラオウのHPを0にすることを目指します。
決勝はプレイヤー同士(ケンシロウとラオウ)の対戦モードを採用。先に相手のHPを0にすれば勝利!お互いの運を1対1でぶつけ合い、優勝者を決定します。
『運』を競う北斗の拳 天運勝舞の初代優勝者は、当日の予選を1位で勝ち上がり、決勝でも最後まで運の強さを見せつけ続けたキッド選手!331,000円の賞金が贈られました。 実は、キッド選手、賞金がもらえることを知らずに参加し、優勝してから知って驚いたそうです。無欲が勝利を呼び込んだのかもしれませんね。
天運勝舞ではビギナーズラックも期待でき、運での戦いなら初心者の方も楽しめそうだと感じました。
ぱちんこ部門の”北斗の拳 天運勝舞”と併せて行われたのが、パチスロ部門の“超ディスクアッパー選手権2024決勝大会”。個人戦・女性参加者対象のシンディカップの他に、団体戦や学生団体戦も開催されました。なんと個人戦優勝者には、“サミー”にちなんで3,310,000円の優勝賞金が贈られるとあって、会場は熱気に包まれました。
会場では、決勝大会で実際に使われる『超ディスクアップ2』を体験することができました。体験して驚いたことは、とにかく目押しは難しい!図柄はすぐには揃ってくれません。スロット未経験者には簡単に点数を稼ぐことは出来ず、日々のトレーニングや経験値が必要な、「競技」であることを実感します。
個人戦決勝大会では、東京予選や大阪予選、そして当日予選を勝ち残った猛者が集結。それぞれが自身のプレースタイルを持ち、熱いバトルが期待されます。決勝を戦ったスポンジ選手とすぎ選手は、なんと第1回大会の決勝大会、そして今回の決勝大会前に行われた東京予選でも対決している、まさに因縁のライバル。プレースタイルの違う二人の戦いに、観客からは対戦中も歓声がやまず大盛り上がりでした。
見事優勝の栄冠を手にしたのは・・・スポンジ選手!スポンジ選手は、洗練された技術、冷静な判断、素早いテクニックで得点を伸ばし、大台と言われる100,000点に近い点数をたたき出し、観客を沸かせました。
実際に観戦してみて、各選手によってプレースタイルが異なり、目押し力や冷静な判断、精度、戦略の必要性を実感し、「これはスポーツなのだ」と感じずにはいられませんでした。
- -P-SPORTSを初めて拝見しました。プレーされる側としてはどのようなお気持ちでしたか?
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スポンジ選手
専用の目押し機を使って得点で競うスタイルはP-SPORTSが始まる前にはなかったので、サミーさんがこうやって立ち上げてくれたおかげで楽しめています。自分はもともと目押しが大好きだったので、これは出るしかない!と思い第1回大会から参加しています。
- -スポンジ選手が考えるP-SPORTSの魅力を教えてください
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スポンジ選手
今日も感じたことですが、運であったり、目押し力、速度、精度、メンタルなど、さまざまな要素が絡んでくるので、まさに「スポーツ」だと思います。その中で、人間だからこそいいプレーも出るし、ミスも出る、そういったところで感動していただければと思います。
- -今後に向けて参加者としての思いがあれば教えてください
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スポンジ選手
P-SPORTSという概念を立ち上げてくれたサミーさんには本当に感謝しています。目押しファンの一人として、今はP-SPORTSは競技人数も少ないですが、今後若い人も含めて、女性・男性も問わず多くの方が参加して盛り上がって欲しいです。皆で盛り上げていけたらいいなと思っています。
サミー・P-SPORTS担当者にもお話を伺いました。
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担当者・Mさん
天運勝舞では、スポーツと言いながらも、「運」を全面に打ち出しました。これには、誰もが気軽に打てて楽しめるものにしたい、という気持ちがあるためです。ぱちんこを打ったことがない人や、しばらく打っていない人にも触れてもらい、ぱちんこの魅力を感じてもらえればと思います。“運のぱちんこ×技術のスロット”により、多くの方にP-SPORTSを愛してもらい、業界全体を盛り上げていきたいです。
担当者・Aさん
今回初めて、ぱちんこもP-SPORTSの競技にしました。目押しの技術がいらないのがぱちんこなので裾野が広がったと思います。
- -普段スロットをしない人も、経験を積めばリールの動きが徐々に見えるようになっていくのでしょうか
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担当者・Aさん
私もまだまだですが、打っているうちに見えるようになるのだと思います。人間は、例えば電車に乗っている時に窓の外を流れる景色を目で追うなど、横の動きには練習なしでも対応できるのですが、スロットのリールのように「縦の動き」に対応するには、練習が必要なようです。是非練習を重ねてみてほしいです。
- -今後のP-SPORTSに期待することを教えてください
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担当者・Aさん
サミーとして本気でP-SPORTSに取り組んでいる姿勢を示すため、個人戦では300万円を超える賞金を出しました。第三回となりましたが、これから更に盛上げていきたいと思っておりますし、新たなスポーツとして認識されていければ嬉しいです。ぱちんこ、パチスロファンの皆様にはこのイベントをきっかけに新たな楽しみに触れていただき、益々楽しんでもらいたいと思いますし、これまで触れた事のないファンの皆様には少しでもぱちんこ、パチスロに興味を持っていただければ嬉しいと思っています。
今回はじめてP-SPORTSを観戦し、誰もが熱く盛り上がれる「競技」であると感じました。今後さらに盛り上がっていくことが期待される“P-SPORTS”。皆さんも是非ご注目ください!